採用に課題がある 組織運営の悩み

面接官として、どんな質問をすればいい?【新卒採用してた僕が解説】

とりたろ

この度、はじめて面接官としてデビューすることになりました。面接のときって何を質問すればいいのでしょうか? アドバイス頂けると助かります

さるたろ
こういった悩みに答えようと思います。

本記事で得られること

  • 面接の本質が理解できます
さるたろ
では解説をしていきます
とりたろ
宜しくお願い致します。

 

 

面接官として、どんな質問すればいい?【新卒採用してた僕が解説】

新しく面接官になった時に、不安になることがありますよね。

 

面接のときに学生の方に対して、どんな質問をしたらいいのか…。解からないですよね。

 

ちなみに僕は前職で新卒採用担当として働いていました。さらにNLP実践心理の勉強をして、経験と知識の両面から

 

面接官トレーニングも行っていますので、気になる方はお問い合わせ頂けると嬉しいです。面接官トレーニング→こちら

 

この記事では面接官としてどんな質問が効果的なのか、面接官として何をすればいいのかなどポイントを解説します

 

面接官として知っておくべきこと質問とかどうでもいい

質問集とかを知りたいということを期待してこの記事を読んでくれていたとすれば、謝ります。

 

はっきり言っておきます。質問とかどうでもいいです

 

ちまたには質問集とかが溢れかえっていますね。新卒の本質を見抜く質問とか、面接官が聞くべき質問とか、

 

学生の本音が出てくる質問とか…。こんな感じの情報が沢山あります。

 

効果的な質問集をならべて、質問したところで、その学生の本質など解かるはずがありません。

 

30分程度、面接をしたところで人間を理解することなど到底無理だということを知っててほしいです。

 

さるたろ
僕は本音で話をしています。どうかお付き合いください

 

面接官は質問集と手放そうまずは知ってもらう意識の方が大切

学生は面接の時。不安な状態で極端な話、怯えています。

 

それなのに本質を見極めてやろうと企んでいる面接官が、質問をしまくる。→→こんなことをして本音がでるわけがない。

 

面接官の意識がどうも変な方向にいってることがあります。

 

面接官の意識の問題です

どんな人間なのか、本質を見極め、会社に貢献してくれそうな人間なのかを選択するために質問をする。→本音は見えない。

 

一旦質問をすることを手放して考えてみましょう

 

沢山ある会社の中で、うちの会社を選んでくれた。もっとうちの会社の雰囲気を理解してもらいたい。→これが安心感です。

 

あなたがオープンに心を開いていないのに、相手が心を開くはずがないんです。

 

ここ重要です

面接をされる側が、「知られたい」と思っていません。「知って欲しい」と思っています。

 

こんな感じです

 

  • 面接官→知る側の立場
  • 学生→知られる側の立場

 

見る側と、見られる側なら、見られるほうが緊張します。

 

知る側と、知られる側、これも知られるほうが緊張しますよね。

 

面接官は採用担当ですので選ぶ権利がありますが、新卒の学生の方々だって、あなたがいる会社を選ぶ権利があります。

 

対等な立場なんだということを理解することが、最も重要なポイントです。

 

ちょっと例を出します

僕が学生の頃、ある工場に面接に行きました。その時に対応してくださったのは社長でした。

 

訪問した時に、一発目に「遠くから、どうもありがとう」とすごい笑顔で迎えてくれました。そして楽しそうに会社を案内してくれて会議室に通されました。

 

面接が始まったのかどうかも、解からないくらいリラックスしていました。社長は自分の会社のことを必死で話してくれました。

 

知って欲しいという気持ちが伝わってくると、安心感が出てきました。

 

面接官が知られる側になって、学生の僕が知る立場になっているからです。

 

この状態が安心感に繋がります。安心するとリラックスしてきます。

 

その時に社長が質問をくれました。「竹内くんのことを教えて?」これだけでした

 

正直、俺は面接官だといきり立って、本質を見てやろうと企んで、

 

アレコレ色んな角度から質問をしても、みんな武装するので、どんどん本質から離れていきます。

 

だから質問なんてどうでもいいと言ってます。まず知ってやろうという気持ちを捨てることが大切です

 

 

 

面接官として聞いておくべきことは、新卒の方に質問をしましょう

質問は大きくわけて2つあります

 

  • 聞かないといけない質問
  • 聞けたらいいな。という質問

 

聞かないといけない質問は、業務や入社にかかわることですね。聞けたらいいなという質問は、相手の内面を知る質問ですね。

 

さるたろ
まずは聞かないといけない質問を大切にしましょう。

 

  • 志望動機
  • 車の免許は持ってるか、入社までにとれる?
  • 実家から通うのか、独り暮らしをするのか、
  • 通勤手段は何を使うのか

 

業務上、必要なことについては、必須で聞きましょう。

 

相手の本質を見極めるためには、質問よりも雰囲気です

上で紹介した工場の社長は雰囲気を作るのが上手でした。

 

面接は「面接」の本番だけ重要視しがちですが、本番よりもむしろ前後のほうが大切です。

 

質問をする前にアイスブレイクをしたり、自分の会社の話をしたりして雰囲気を和ませます。

 

質問で切り込んでいかなくても、会話の中で出てきたキーワードに対して、「それ、もっと詳しく教えてくれない?」これだけで相手は沢山話してくれます。

 

聞いてやろうと意気込むより、自分を知ってもらって会話をして、会話の中で気になったところを、詳しく教えてもらう。

 

こんな感じでシンプルに考えることが大切です。質問をする。これを手放してみるといい雰囲気になります。

 

面接官は質問よりも目の前の学生と向き合う気持ちが大切

質問で聞き出す意識の面接官に、学生は心を開きません。

 

質問力がなくても、真剣に学生の話に耳を傾けて本気で向き合おうとしている面接官に心を開きます。

 

僕も面接官をしている時、「俺は偉くなったと」いつのまにか勘違いしてました

 

面接官なんて偉くもなんでもないです。ただのオッサンです。偉そうに質問してた時は人が寄り付きませんでしたが、

 

真摯に学生に向き合おうと決めてからは、たくさんの学生が入社を決めてくれました。

 

本質を見極めるような質問は、一旦忘れてください。これすごく重要です

 

まとめです新卒者はみんな安心感を求めてます

不安で仕方がない人に、アレコレ質問しても本音はでませんので、安心感を与えてリラックスしてもらうことが最優先です。

 

面接官は会社と学生のパイプ役ですよね。

 

学生を応援したいという気持ちをもつことで、雰囲気がよくなり、安心感を与えることができます。

 

まずは知ってやろうという質問を捨ててみましょう。

 

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