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社員のモチベーションを上げる5つの方法【給料以外です】

とりたろ

どうすれば社員のモチベーションを上げることができるのでしょうか…。何かよい方法があれば教えてください。

さるたろ
こういった悩みに答えようと思います。

本記事で得られること

  • モチベーションを上げるための5つの方法
  • モチベーションの本質が見えてきます
さるたろ
では解説をはじめますね
とりたろ
宜しくお願い致します。

 

 

社員のモチベーションを上げる5つの方法【給料以外です】

どうすれば社員のモチベーションを上げることができるのでしょうか。(給料以外で)

 

どうしてもモチベーション=給料だと思われる方が多いと思いますが、本質的には間違っています。

 

もちろんお金をもらえればテンションは上がります。テンションが上がっているだけでモチベーションは上がりません。

 

給料が上がったことに喜びを感じるよりも、給料が上がった理由に喜びを感じます。

 

よく頑張ってくれたな。君がいるから会社が大きくなったなど、給料が上がった理由により承認欲求が満たされています。

 

 

自分の頑張りや、自分という人間が認められたことが心底嬉しいわけです。その証が「お金」なので尚うれしいわけです。

 

モチベーションを上げるために給料を上げるのは、非現実的です

そうそう頻繫に給料を上げる訳にはいきませんよね。お金以外に目を向ける必要があります。

 

単価が低いカフェバイトをイメージしてみてください。人気なのはなぜでしょうか。

 

人はお金では無い何かに惹かれて仕事をしていることが理解できると思います。

 

とりたろ
そのお金では無い何かとは何でしょうか?

 

これを解説していきますね。

 

結論です。モチベーションが上がる5つの方法は、こちらです↓↓

 

  • 仕事に変化を与える
  • 仕事の目的を理解してもらう
  • 社会的意義など重要性を伝える
  • 自由度を与えて、取り組ませる
  • フィードバックをすること

 

この5つが仕事の中に組み込まれていることによって、モチベーションが上がっていきます。

 

モチベーションの本質は、以下の記事に書いていますので参考にしていただけると嬉しいです

 

関連記事仕事を上手に任せる方法【今ある仕事より、今はない仕事】

 

モチベーションを簡単に説明すると「前に進んでいる感覚」のことを言います。

 

前に進んでいる感覚がないとモチベーションは下がっていきます。目的や目標が大切だと言われる理由はここにあります。

 

前に進んでいる感覚をつかむために5つの方法が必要となるわけです

 

 

社員のモチベーションを上げる5つの方法を、1つづつ解説します

モチベーションを上げるには5つの方向からアプローチをしていく必要があります。

 

5つ全部をやらなくても、どれか1つでもいいのでやってみて頂けると嬉しいです

 

  • 仕事に変化を与える
  • 仕事の目的を理解してもらう
  • 社会的意義など重要性を伝える
  • 自由度を与えて、取り組ませる
  • フィードバックをすること

 

社員のモチベーションを上げる方法①仕事に変化を与えよう

毎日、毎日、同じ仕事の繰り返しでつまらない。。。←こんな経験したことありませんか?

 

僕は以前、日給制の軽作業バイトをしたことがあります。内容はベルトコンベアは運ばれてくる荷物を、

 

「21番」のラベルのものだけピッキングするという内容です。5時間勤務しましたが正直しんどかったです

次に行ったバイトでは、4種類の仕事を1時間ごとにグルグル回しながら勤務しました。このほうが圧倒的に楽しくて時間が直ぐに経ちました。

 

さるたろ
モチベーションは前に進んでいる感覚でしたね。

 

単調な仕事ではなくて、常に変化がある仕事をすると、対応するために自然とスキルを身につけます。

 

出来なかったことができるようになったり、効率が上がったりしますね。これがモチベーションに繋がります

 

仕事を多様化させていくのがポイントです。

 

社員のモチベーションを上げる方法②仕事の目的を理解してもらおう

仕事の目的を理解してもらうということは、仕事の全体像を把握してもらうってことです。

 

運動会のリレーなんかを思い出してみてください。

 

 

豚を見てください。豚君がアンカーで、大役です。

 

豚君はなぜ大役なのでしょうか?

リレーのルール(全体)を理解しているからですよね

 

みんなリレーというルールを知ったうえで、それぞれの役割を全うします。

 

自分の仕事が何に影響をするのか理解できているから力がはいるわけです。

 

もしも、リレーをするとか全く言わずに、「この区間を全力で走ってくれ」と言われたらどんな気持ちでしょうか

 

仕事も同じで、何のためにやっているのか、自分のやったことが何にどんな影響を与えているのか、

 

この辺りが明確になっていないと、やる気なくしますね。

 

組織でやっていることが、自分の仕事によって「どう前に進んでいるのか」その感覚があればモチベーションは上がります

 

 

社員のモチベーションを上げる方法③社会的意義や重要性を理解してもらおう

仕事の意味や重要度を理解することができたら、モチベーションは上がります。

 

上で紹介した何のためにと似ていますが、この仕事をする意味を見出すことが大切です。

 

大きなプロジェクトを進めている人はモチベーションが高いですよね。それは自分のやっている仕事の価値や重要性を理解しているからです。

 

目に見えたり、形になるような仕事の人は比較的、モチベーションは上げやすいと思います。

 

社員のモチベーションを上げる方法④仕事の自由度を上げよう

「お前、これをやっておけ」「言われた通りにやっておけばいいんだ」

 

これではモチベーションは下がりますね。何もできない新人の時は、一定の強制力は必要になります。

 

しかしある程度仕事ができるようになってきたら、どんどん自由度を上げていかないといけません。

重要です

仕事をしたいと思っているけど、仕事をやらされたいとは思いませんね。

 

部下の自由を奪うのは楽です。コントロールをしているほうが問題は起きなくて楽です。

 

でも部下は死んでいきます。そして組織も死んでいきます。下記記事で対処法を具体的に解説してます

 

対処法の記事部下に、仕事を任せられない本当の理由【コントロールできないから】

 

自由度を上げることは、主体性を引き出します。それが前に進んでいる感覚となり結果的にモチベーションが上がっていきます。

 

社員のモチベーションを上げる方法⑤フィードバックをしてあげよう

最後にフィードバックです。仕事に対する結果が理解できると同時に、それに対する承認が必要です。

 

ここ重要です

承認だけではダメで、課題を明確にして次に進むためのアドバイスが必要です

 

必ず仕事に対する承認は必要です。必要ですが褒めればいいってものではありません。

 

必ず課題はあるはずですので、それを明確にしてあげること。そして次に進むために必要なアドバイスをしてあげることです。

 

頑張れ。お前ならできるよとか、抽象的なことではなくて具体的なアドバイスが必要です

 

課題は○○だから、まずは○○を頑張ってみたらいいと思う。これを示すことで前に進みますね。

 

全ては前に進んでいる感覚ですね

 

社員のモチベーションを上げる:まとめ

いかがでしたか? 5つ紹介しましたけど全てをやる必要はありません。

 

どれか一つでも欠けているなと思った部分を補うように取り組めばいいと思います。

 

給料は大切ですが、長く続きません。それよりも風土を作っていくほうが大切ですね。

 

社員のモチベーションUPに関して、研修実施もしています。気になる方は、ぜひこちらのサイトをご覧ください。→official site

 

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