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意外と知らない人の褒め方【おだてる←違います】

とりたろ

私…人の褒め方がわかりません。褒めた方がいいと思うのですが、なかなかできなくて…。アドバイス頂きたいです

さるたろ
こういった悩みに答えようと思います。

 

本記事の内容

  • 人の褒め方について
  • おだてると褒めるの違いについて
  • 褒め方のレベル
さるたろ
ではいってみましょう
とりたろ
宜しくお願い致します。

 

 

意外と知らない人の褒め方【おだてる←違います】

僕たちは褒め方について、知らないことがあります。

 

結論:おだてると、褒めるは全く違います。これに気づいていない人がかなりいます

 

おだてると、褒めるの違いは↓↓

 

  • おだてる→自分がベースになる
  • 褒める→相手がベースになる

 

ここが大きく違います

 

 

相手のために伝えることを、褒めると言います。

 

自分のために伝えることを、おだてるといいます。

 

さるたろ
おだててる人って結構います

 

 

僕たちは自分のことしか考えてない

 

他人のためにと思っているつもりでも、僕たちは信じられないくらい自分のことしか考えてない。

 

さるたろ
僕は特に自分のことしか考えてなかったので、おだてる意味がよくわかります

 

褒めてるつもりでも、それは自分のために言ってるので相手もわかります

 

おだてられてる方は、気持ち悪い感覚になるので、おだてればおだてるほど気持ちが離れていきます

 

僕はおだてる経験もあるし、おだてられた経験もあるので事例を紹介していきます

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人の褒め方はテクニックではなく、本当の気持ちなんです

ここからは僕の事例を元に解説していきます

 

人の褒め方はテクニックではなく、どうやって褒めたらいいのか練習するものでもありません。

 

褒めて伸ばすとか、効果的に褒めろとかテクニカルな表現をされるケースが多いけど、これら全ておだてることです。

 

結局、自分にメリットがあるように相手をコントロールする。そのために褒めるのはおだてることです。

 

相手に気持ちを伝えるのではなく、自分のために言ってます

 

 

僕がおだてる側の話

 

妻に対して褒めてるつもりでしたが、妻は良く言ってました

 

  • なんか嬉しくない
  • 本当に褒めてる?
  • ちょっと大袈裟な感じがする

 

僕はおだててることに気づいてなかったけど、妻の言葉で気が付きました。

 

何のために褒め言葉を使っているのかっていうと、自分の利益の為でした

 

妻の機嫌が良くなると、生活しやすいからです。この利益のために行っていました。

 

  • へー。凄いねー。
  • よく頑張ったね。
  • やっぱ凄いなー。
  • 今日も綺麗だね

 

おさるこ
胡散臭い。なんだこらッ

 

正直、自分のことを見てて、妻のことを見てなかったです。

 

妻のことを見てないから、褒めてるつもりでも褒められている感覚がなかったんだと思います。

 

 

僕がおだてられる側で痛感しました。嬉しくないです

 

実際に僕はおだてられる側になって痛感しました。

 

さるたろ
おだてられると気持ちが悪いと言うか、全然嬉しくないです

 

昔勤めていた会社の上司に、僕は褒められましたが褒められている感覚がありませんでした。

 

  • いつもシュッとしててカッコイイねー。
  • 今日もやる気がみなぎってるねー。
  • やっぱり、君は凄いねー。

 

なんでしょうか。言葉では良さそうなことを言われているけど、なんか嬉しくないんです。

 

嬉しいという感情は、身体からくるもので、頭で考えるものではないってことです。

 

 

身体の感覚で嬉しいと感じたら、嬉しくなります。頭で嬉しくなれと思っても、嬉しくなりません。

 

上司から褒められても、嬉しくなれなかったのは、嬉しいと感じることができなかったからです

 

とりたろ
では、どうすればいいのでしょうか

 

どうすれば嬉しいと感じるのか、褒めるとはどういうことか解説します

 

 

 

人の褒め方にはレベルがあって、褒める人の姿勢が最も大切

ここからは褒めるって何? を具体的にしていきます。

 

自分ではなく、相手をベースにした伝え方が褒めるです。

 

自分が良く思われたいとか、利益があるように、相手の機嫌をよくすることを目的とした場合、おだてることになります

 

自分の利益を脇に置く考え方なので、最も大切なのは姿勢です。

 

さるたろ
人を褒めるって凄く難しいですよね

 

 

褒めるにはレベルがある

 

まずは下の画像を見てください

 

 

こんな風に人は目に見える外側と、目には見えない内側にわかれます。

 

ポイント:外側より内側の方が心に響きます

 

外と内です、たぶん僕たちは外側の何かを褒めることが多いです

 

 

僕たちは外側を褒めます。理由は見えるからです

 

  • スーツがおしゃれだね
  • いい笑顔だね。癒される。
  • 今日も素敵だね。キラキラしてるね。
  • 必死で頑張ってるね。

 

こんな風に外側を褒めるのは簡単です。誰でも褒めることができます。

 

そこまで相手を見なくても褒めることができるので、こんな姿勢ではダメなんです。

 

褒めるレベルを深めるには、その人の内側に焦点を当てること、相手を理解しようと思う気持ちです

 

 

外側より、内側です

 

外見や取り組んでいる姿を褒められるのも嬉しいけど、内側の目に見えないものを褒めるほうが、心に響きます

 

 

普段外には出さないけど、秘めている力がその人にはあります。アピールせず、影ながらその能力を発揮していることがあります。

 

さるたろ
それに気づいてあげることが大切

 

またその人が大切にしている気持ちなどがあります。

 

その子が、「自分を犠牲にしても周りのスタッフの支えになることが大切だ」と思っていて、それに気づいてあげるとします

 

お前の笑顔に癒されると褒めるよりも、自分よりも人の為に動くという考え方は凄くいいと思う。と褒めるほうが響くと思います。

 

自分の大切にしている内側を褒められるほうが、深く響きます。

 

 

その人をしっかり見てあげる姿勢。

 

相手の外側を褒めるのは簡単です。

 

相手の秘めてる能力や、大切にしている信念などはすぐには解りません。

 

一緒に行動したり、普段の言動や行動など「しっかり見てあげること」が必要になります

 

その人をしっかり見てあげる姿勢が最も大切で、褒め方を学ぶのではないです。

 

内側を見てあげることは、凄く大変なことですけど、見てあげようと関わる姿勢。

 

その姿勢で褒めることこそ、相手をベースにした伝え方(褒める)ということです。

 

見てあげようと思ってないのに、外面の容姿などを簡単に褒めること→これが「おだてる」です。

 

 

褒める注意点

 

外側を褒めるよりも、大切にしていることなど内側を褒めるほうが、より深く響きます。

 

でも注意点があって、

 

  • よく知りもしないのに内側を褒める→逆効果です

 

図を紹介します(厳密には、こんな風にはなりませんけど…)

 

 

まだ関係が浅い時に、あなたの考え方に共感しますと内面を褒めると胡散臭いです

 

でも関係が深くなり、よく知っている関係性で「お前の○○が凄いと思っていた」と言われると響きます。

 

関係性がありながら外見ばかり褒めると、何か裏があるのか疑われたりします。

 

重要なのは誰が、どのタイミングで、何を言うかです。

 

テクニックではどうしようもできないことなのて、この辺りに関しては、部下の本音を引き出す方法【テクニックは無意味です】にて解説してます

 

褒めるというのは、関係性とタイミングが重要ですし、相手の価値観や感情によっても変わるので一概に「これ」という正解はありません。

 

関係が浅い時は、外側に見える何かからスタートするでしょう。

 

そして関係を築いていく過程で、相手の内面を理解してあげる姿勢が大切ってことですね

 

 

意外と知らない人の褒め方:まとめ

 

自分の利益のために相手の外見を褒めたりすると最悪です←これはおだてるです。

 

自分の利益とか関係なくて、相手をしっかり見てあげたうえで外面や内面を褒める←これが褒めるです

 

相手を認め、ちゃんと見てあげる姿勢が根底にあり、自分のためじゃないってことが重要です。

 

そして外側よりも内側のほうが深く響きますので、少しづつやってみてくださいませ!

 

まずは上下関係の適性がわかる診断ツールが無料なので一度やってみてください。

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