共感力って何? どうしたら身に付くの? 共感力がある人と、ない人の違いって何?
本記事の内容
- 共感力とは、具体的にどんな力?
- 共感力は、どうやって身に付くのか
- 共感力がある人と、ない人の違い
共感力とは具体的に何?【どうしたら身に付くのかを解説】
共感力とは何なのか、どうしたら身に付くのか、共感力がある人とない人の違いって何なのかを解説します。
共感力は、人と関わる中で必要となる能力ですね。
共感力がある人のほうが、円滑に人間関係を構築することができます。
では共感力とは、具体的にどんな力なのか。
共感力とは文字通り共に感じる力
そのまんまなんですが、もう少し具体的にしていきますね。
共に感じるとは、相手が感じている感情を同じように感じられるってことです。
下の画像を見てください。新しい仕事を目の前にして不安になっているヤンキーの豚がいます。
新しい仕事は不安だなと感じています。それを見た猿子ちゃんも、「新しい仕事は不安だよね」と具体的な感情を感じています。
共感力は、作った感情ではなく本当に感じているかが大切
共感力が大切だということで、共感しているように見せるのは、違います。
そうだよねって言いながら、何が不安なのか全然理解できないと思っている。
これは共感している風に見せてはいるけど、本当に相手と同じように感じているわけではありませんね。
口では「理解できるよ」って言いながら、腹その底では「意味わかんねーよ」って思っている。
これは共感力があるとは言えません。共感力があるように見せているだけです。
なぜそんな気持ちになっているのかを理解できる力が、共に感じる力です。
どうすれば共感力を身につけることができる?
共感力のことはわかったけど、どうすれば共感力を身につけることができるのか…。
ここを解説するために、例を上げます。
Aさんのダイエット
ダイエットを頑張った「Aさん」がいたとします。その人は20キロのダイエットに成功しました。一番辛かったのは、好きなラーメンが食べれなかったことです。
こんな経験をしている人が、「Bさん」に出会いました。そのBさんがAさんに言いました。
Bさんが→Aさんに
私ダイエット頑張ってるんだけど、なかなか成果でなくてさー。食事を我慢するのが辛くて…。食べちゃうんだよね…。
この2人の会話を見てどうでしょうか
Aさんは共感を覚えるのではないでしょうか。食べ物を我慢する辛さを知っているので、共に感じることができます
共感力は知っていること、身につけるには体験して、知ること
上で紹介したように、ラーメンを我慢する経験をして「辛さを知っている」から、Bさんの悩みに対して、共感することができました。
知っていることは、共感できます。
仕事でも同じです。新人の時に沢山挑戦して、沢山失敗して、沢山怒られまくってきた人が上司になったらどうでしょう。
- 挑戦して失敗した部下に共感できる
- 失敗して迷惑かけて凹んでいる部下に共感できる
- 怒られる辛さも、共感できる
表面的に共感をしているのではなくて、本当に気持ちが解ると思います。
自分が体験して知っていることは、共感できるようになります。
共感力を身につけるためには、いろんな経験をして、感情を育てることです。
共感力がある人と、ない人の違い感情を育ててるかどうか
ここまでの解説で見えてきていると思います。
- 共感力がある人は、色んな経験をして感情を育てています
- 共感力がない人は、経験が乏しく、感情が育ってない
共感力とは、体験を通して得られる感情です。
嬉しい体験、悔しい体験、悲しい体験など体験には感情がセットになります。体験して感情が動かないってことはあまりありません。
そうやって感情を育てていきます。
今からでも遅くない、偉くなっても体験しよう
今まであまり体験してこなかった人でも、遅くありません。
歳をとっても、役職がついて偉くなっても、若手と同じ目線に立って経験をしてみることはできますよね。
破天荒フェニックスで有名な、OWNDAYS田中社長の話ですが
ビジョンやパッションを語る前に、やることをやれ。毎日店の前に立って声掛けして、着ぐるみきて声をかければ必ず1本は売れる。僕も言うだけじゃなくやっていた。それが現実。聞こえのいいビジョンを語っても現場の人は動かない。
NewsPicks 起業家が成功する条件とは何か より引用
こんな風に、偉くなったとしても現場にいって体験をする。そこで共感力を得るからこそ、後にビジョンを語った時に人が動きます。
自分が体験もしないのに、共感力は磨けません。共感力がない人の言葉に人はついていかないと思います。
まとめ:共感力は大切
共感力は複数の体験によって得られた力です。
体験を通じて、感情を磨くことによって、沢山の人の気持ちを理解することができます。
改めて共感力って大切な力だと思います。
ではこの辺で失礼します
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