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論理的思考とは…? 簡単に説明します【シンプルです】

おさるこ

論理的思考って何? 研修とかでよくあるテーマですよね。何か小難しくていまいち理解できません! 簡単に説明してもらえませんか?

 
さるたろ
こういった悩みに答えようと思います。

本記事の内容

  • 論理的思考(ロジカルシンキング)って何?
  • 論理的的思考と簡単つかうための3つのポイント

では簡単に解説していきますね

 

 

論理的思考とは…? 簡単にして難しくしない!

論理的思考について簡単に説明します。なぜ簡単に説明するのかというと、あまりに複雑に考える人が多いからです。

 

さるたろ
論理的思考とは、ロジカルシンキングのことです

 

論理的に考えようってことなんですが、その論理的に考えるときに用いるものが多くて複雑になり迷子になります

 

論理的に考えために必要なツール(代表例)

ロジックツリー、ピラミッドストラクチャ、フレームワーク、MECE

 

この時点で嫌気がさしませんか?

 

論理的に考え時に上記のようなツールを使うのが便利なんだけど、いろいろありすぎて意味がわかりません。

 

【現実】論理的思考の研修を受けても、使わない人が多い

研修などで論理的思考を学ぶことがありますけ、僕も受講したことがありますし、講師の立場で研修をすることもあります。

 

いろいろ知識のインプットをしますが、正直それをそのまま現場で使う人は、あまりいません。

 

だからそこまで深く覚える必要がなくて、シンプルに覚えてシンプルに使うと、徐々に覚えます

 

論理的思考は考える「癖」なので、無意識にやってる人はやってます。やってない人はやってません。

 

だから簡単に覚えて、少しづつ使っていけば慣れてきます。ってことで簡単に説明します

 

 

論理的思考とは何かを、超簡単に説明します

論理的思考は、論理的に考えることです。まずはここで2つにわけます。

 

  • 論理的に
  • 考える

 

論理的とは何か、考えるとはなにかです。この2つを明確にしていきましょう。

 

 

論理的思考の論理的とは何?

 

論理的とは

客観的に筋道が立っていて矛盾がないこと。

 

要するに意味わからん! って状態にならないことです。

 

例えばあなたの上司がチーム会議で、こう言ったとします。

 

もっと戦略的に営業していくべきだ。戦略的に考えて、戦略的に進める。もっと考えて行動してくれ!

 

数日後…。

 

何やってんだ! もっと営業かけろ! 訪問件数が足りない! 営業は足で稼ぐんだよ! 気合だろ!

 

皆さんは「は?」と思いませんか…。なんだこいつはってなりますよね。

 

戦略的にやるべきだと言って、気合いで頑張れ! と言ってます。 これは筋道が立ってないですよね。矛盾もしてます。

 

さるたろ
論理的とは、「なるほどね」と納得してもらうことです

 

論理的思考の思考(考える)とは何?

思考は考えることです。この考えるとはなにかですが、

 

考えるとは

言葉を使って、自分に質問することです。

 

僕たちは考えるとき、必ず言葉を使っています。言葉を使わないと考えられることが出来ません。

 

試しに、言葉を一切思い浮かべずに「考えて」みて下さい…。おそらく思考が働かないと思います。

 

ちなみに僕たちは2つの方法で、思考しています。

 

  • 無意識で考える
  • 意識的に考える

 

何もしてない時に、考えたくもないのに考えてることありませんか? 急に良からぬことを思い浮かべたりしますよね。

 

これは無意識が勝手に思考を働かせています。

 

さるたろ
論理的思考とは、意識的に考えるほうを使います

 

論理的になるように自分に「言葉」を使って質問をすること。これが論理的思考の本質になります。

 

 

論理的思考とは、理屈っぽいことじゃない

ポイントは第三者があなたの話を聞いた時にどう感じるかです。

 

  • なるほど、筋道が立ってて解りやすい
  • は? 意味がわからない

 

なるほどと感じたとき「論理的だ」と感じます。 意味がわからないと感じたとき「理屈っぽい」と感じます。

 

自分の頭の中でいくら論理的に考えていても、それを誰かに伝えたときに根拠を上手に示せなかったとしたら論理的ではなくなります

 

論理的に考えて、それをしっかり相手に示すことがセットになっていること。これが凄く重要なんです

 

重要です

論理的思考とは、論理的に考えたものを、それをしっかり相手に示せることまでがセットです

 

例を上げます

 

僕は○○だと思います。なぜなら○○だからです! ←「なるほど」

 

僕は○○だと思います。根拠は…。今までやってきたし、これで成功したし、間違いない! ←「意味わからん!」

 

主張したことを補う根拠が筋道が立ってることや納得させるデータなどが示せているかがポイントです

 

 

論理的思考を簡単に使うための3つのポイント

論理的思考とは何かを簡単に説明してきました。

 

ここからは論理的思考を簡単に使うためのポイントを紹介します。

 

論理的思考を簡単に使うポイント➀常に「なぜ?」を自分に質問する

論理的思考とは、論理的に考えることでしたね。考えるとは自分に質問をすることです。

 

自分に「なぜ?」と質問をし続けることが論理的思考の土台となるポイントです

 

こんな感じ↓

 

  • なぜ失敗したのか
  • なぜうまくいったのか
  • なぜ問題が起きたのか
  • なぜその選択をしたのか
  • なぜなんだろうか…

 

なぜ? という質問を自分にすると理由(過去)に意識が向きやすくなります。

 

自分に質問をすること、今起こっている出来事の理由を把握することができます。これが根拠となります。

 

下記に例を上げます。

 

今回、私は失敗しました。時期が悪かったと思います。タイミングが悪かったです。運がなかったです。←「意味がわからない」

 

私は失敗しました。理由は他社の動きを把握できてなく、見積金額を市場価格よりも30%も高く提示したことが理由です←「なるほど」

 

なぜという質問をすることで、根拠が強くなるのが理解できると思います

 

根拠を強くしていく時に使えるのが「ピラミッドストラクチャ」と呼ばれるものです。

 

主張を強化するために、なぜ? なぜ? で視覚化していくものです。また別の記事で紹介します。

 

 

論理的思考を簡単に使うポイント②記憶や感情に流されない

記憶に頼ると、思い込みが発生します。また感情に流されると論理的でなくなります。

 

頑固になったオッサン上司が言います

 

今までこれで成功してきたから、この方法は間違いないから、これでやる ←「論理的ではない」

 

またイライラしている時の判断は、好き嫌いが発生します。この時点で論理的でなくなります。

 

重要です

論理的思考とは、思い込みや感情を脇において冷静に客観的に考えることです

 

論理的思考で使われることばに「ゼロベースで考える」というものがあります。

 

今までの成功例とか、前例とかをいったん捨てて、ゼロベースで考えることがより客観性を生み出します

 

 

論理的思考を簡単に使うポイント③全体を見ること

論理的思考は、原因究明などに使われるケースが多いので、視点が具体的になってしまいます。

 

小さいことに気を取られ過ぎると、全体が見えなくなります。

 

さるたろ
大切なのは全体像を把握することです。

 

何のためにこのプロジェクトを進めているのか、しっかり目的を見失わないようにしないと、ずれていきます。

 

さるたろ
論理的でいたいなら目的を見失わないことです

 

この仕事は何のためにやっているのか、その為にこの問題を解消する必要がある。それをすることでこんなメリットがある、みたいな感じで筋道が立ちます。

 

全体を見て、具体的に進める。これが論理的になるコツです

 

 

 

論理的思考とは簡単に解説:まとめ

まとめます。論理的とは筋道が立つように主張と根拠を繋げるってことです。

 

凄く簡単に説明すると。

 

私は○○だと思う。なぜなら○○だから。←この2つがくっついているかがポイント

 

主張と根拠がくっついていて、それをちゃんと第三者に示すことができたら、論理的です

 

明日から出来ることは、自分が言いたいことと、それを裏付ける根拠が上手にひっついているか、まずはそれだけ見ていきましょう!

 

後は繰り返すだけです。

 

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