仕事に対する考え方 仕事の悩み

指名される美容師の特徴【答え→自分のエゴより、お客の希望】

なぜ、あの人は予約が殺到するのか。

 

なぜ、あの人は指名され続けるのか。

 

ぶうたろ
なぜだああああ

 

 

指名される美容師の特徴【答え→自分のエゴより、お客の希望】

 

指名される美容師の特徴はなんだろう。利用しているものとして僕はこう思います。

 

自分のエゴより、お客様の希望だと思う

 

 

もちろん、技術がうまいのは大前提の話です。それはどの業界でも同じです。

 

それを売る以上は、技術は大前提の上に「何かがあるから」その人を指名するわけですよね。

 

リピーターが付く社員、付かない社員、ハッキリと分かれます。

 

どうせ働くのなら、リピーターが殺到して指名が爆増してどうしようもない状態にしたいですよね

 

 

 

 

この人は、指名される美容師だなと思える人との出会い

僕はある美容師さんと出会いました。

 

その美容師の方のスタイルが凄く好きで、毎回その方に切ってもらってます。

 

髪の毛を切られるのは非常に重要な事で、変な感じになると3週間くらいブルーな気持ちになる。

 

 

さるたろ
マジで美容師の仕事って責任重大ですよね

 

僕たちには、自分の好きな雰囲気にしてくれる美容師さんが必要なんです。今はお気に入りの美容師さんができてラッキーです。

 

でもその方に出会うまでは、色んな美容院を転々としていました。

 

なぜならどの美容師さんに切ってもらっても全くしっくりこなかったからです。口頭で希望を伝えたり、気になるスタイルの画像を持っていったり、色々やりました。

 

なんか、しっくりこない。ある程度のところまできても、コレだって感じにならないんです

 

僕は転々と色んな美容師の方に切ってもらっていました。そんな中、ある美容師に出会いました。

 

希望を口頭で伝えました。すると雑誌を持ってきてチェックをして、カットしてくれました。

 

仕上がりを見ると、コレだよっ。コレコレ。という結果。

 

今までの違う仕上がりに「この人だ」と思いました。それ以来、ずっと切ってもらってます。

 

 

 

指名される美容師は、僕の内なる声に合わせてくれる

 

僕はずっと同じ美容師の方にお願いしています。それは確実に良い結果を出してくれるから!

 

そこで考えました。なぜ僕はこの美容師の方がいいのだろう。なにが他の美容師と違うのだろうと考えました。

 

他の美容師の方も、技術はあるし、人間的にもいい人だった。別に何ら違いは見受けられない。

 

そんな中、僕はいつもの様に、お気に入り美容師さんに予約を入れて訪問した。

 

今回はいつものスタイルではなくて、ちょっと雰囲気を変えたスタイルを「画像」持参でお願いしてみた。

 

スタイルの変化ってマジで不安です。不安でしたが…挑戦してみました。

 

さるたろ
結果→やっぱり素晴らしいっ!

 

スタイルの変化にも関わらず、僕の気に入る仕上がりになった。

 

なんでこの人は、僕の気に入る雰囲気にしてくれるのだろう…。僕はお礼を言った。

 

今回も、本当に気に入りました。いつも助かってます。ありがとうございます。すると美容師さんが言いました。

 

その美容師の返答に僕は、「ハッ」っとした。

 

 

今回のスタイルで、僕的には後ろを刈り上げた方がカッコイイと思ったんですけど…。

お客さんは元々、刈るというスタイルが嫌いなので、今回は刈りませんでした…。

 

 

 

な、ぬ?

 

それだッ!!

 

僕がこの美容師さんを選んだ理由は「自分を押し付けてこない」からだ!

 

 

 

自分の「やりたい」を抑える力が凄く大切なんだね

 

僕はお気に入り美容師の一言で勉強になった。

 

その美容師さんは自分の「やりたい」という欲求を完全に抑えて、お客の要望のみを叶えたってことです。

 

ある程度、能力がある人間ほど、エゴが出てくるものです

 

もっと〇〇した方がいいのに…。自分の個性を出して良い作品にしたい…。と心の中で思うはず。

 

今までの美容師さんも、もっと〇〇した方が良い…。という個性を出してたんだと思う。

 

だから、最後の仕上がりで美容師さんの「やりたい」が主張して「何となく違う…」という結果になったのだと思う。

 

 

 

指名される美容師になるには、結局はお客さんの「やりたい」をどれだけ叶えるか

これはどんな業界でも言えることだと思う。

 

作り手は、そこに自分の「やりたい」が入るものだと思う。お客さんの要望に自分の「やりたい」を入れたい。そのほうがカッコイイと思うから!

 

でも、結局はお客さんが気に入らないと、その「やりたい」という気持ちは、余計なお世話。

 

もっと〇〇したほうがカッコイイのに…。ってのはただの作り手のエゴ。

 

お客さんは、自分の思い描いているものを作ってもらいたいだけ。それを形にしてもらいたいだけなんだね。

 

 

「やりたい」ではなく、修正する気持ちのほうがいいと思う。

 

作り手は「やりたい」を主張せず、「修正」することを意識すべきだと思う。

 

お客さんの要望を叶えるだけなら、作り手はいらないし、現実的に無理なこともあります。ハゲの人がアフロにしたいって言ってきても無理は無理!!

 

その人の「やりたい」をより良いものにする為に、ある程度の「修正」を加えるのがプロだと思う。

 

この「修正」を見極める力が必要だし、その力加減が難しい。

 

ある程度の「修正」をしながら、お客さんの要望を叶えるのがベストですよね。お客さんが80%で修正20%くらい!!

 

 

 

指名される美容師は、信頼された後に自分のエゴを足していく

本当に良い作品にする為には、お客の要望だけでは完成しない場合もある。

 

お客の要望に修正を加えて、そこに作り手の「やりたい」を少しだけ加えると更に良くなると思う。

 

ラーメンを注文してきたお客に、ニンニク入れた方が美味いからって、店主が勝手にニンニク入れたらお客は切れます!

 

ラーメンを食べる机にニンニクを入れたら更に美味いよと置いてあって、ニンニクを入れるかどうかはお客の自由です。

 

初めてラーメンを食べにきたお客さんは、ほとんどがノーマルを食べるもの。

 

そしてそのラーメンの味に感動してお気に入りに昇格する。そして2回、3回と通ってくる。それが信頼だと思う。

 

信頼しているラーメン屋の机の上に「ニンニク」があった場合。そこで初めて入れる行為にでる。

 

自分の「やりたい」はお客さんの好みに合わせないと、迷惑になるケースの方が多い。

 

信頼を作ったあとで、エゴを足すと凄く良くなっていく

 

ラーメン屋の話のように、2回、3回と上手な美容師さんに切ってもらう。

 

この人ならいろいろ任せても大丈夫だと信頼したときに、「今回はここを少しガッツリ切ってみましょうか」とエゴ出す。

 

そしてお互いの要望を摺合せをしながら、良い作品になっていくのだと思います。

 

 

指名される美容師の特徴【答え→自分のエゴより、お客の希望】→まとめ

僕はお気に入りの美容師さんに凄く勉強させられました。

 

自分のやりたいスタイルを殺して僕の要望を完璧にやってくれた。

 

そうしてくれた事で、信頼でき安心して任せることができた。

 

これから思い切ってイメチェンをしたいって思った時は、間違いなくこの人にお願いすると思う。

 

どれだけ自分を抑えることができるかが、唯一の方法なのではないかと思ったという話でした。

 

 

では、じゃっ!!

 

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