僕、資料を作るのが苦手だし、嫌いです。何をどうまとめたらいいかわからないし、自信がありません。出来るようになるにはどうすればいいでしょうか?
資料作りが苦手な人が、作成できるようになるために必要なこと
ぶっちゃけ、僕は資料作りが苦手でした。何を書けばいいかわからないし、どんな言葉を使えばいっかわからない。
ビジネスになればなるほど、難しいと感じていました。
大切なことは伝わる資料です。カッコイイ資料とか、しっかりした資料ではありません。
そこで資料作りに、とても大切で必要なことを紹介します
- 何のために資料を作るのか
- 誰に何を伝えたいのか
- その資料を読むことで、どうなって欲しいのか
こんな風に、資料を作る時は自分がどうこうではなくて、読ませる相手のことを考える必要があります。
- 何に困っているのか
- 何が欲しいのか
- どうしたいと思っているのか
など相手に意識を向けた上で、資料作りをすると伝わる資料が作れるようになります。
基本を抑えたうえで、具体的に資料作りをしていきましょう↓
資料作りが苦手な人へ、ステップで理解していきましょう
資料作りを難しいと思わないでください。意外にシンプルです。
資料作りの基本は「報告型」か「提案型」を決める
何も考えずに資料作りをはじめてはダメです。資料には目的があります。
その目的は大きく2つです。
- 誰かに報告や連絡をすることが目的の資料
- 問題を解決する為に作る提案書、企画書、問題解決の資料
報告型と提案型の資料では伝える目的が変わってきます。
報告型の資料の目的
【モレ、ヌケを防ぐ】起こったこと、決まったこと、これから実施することなどの事実をしっかり伝えることが目的
報告型の場合は、事実などをしっかり伝える必要があるので「モレやヌケ」を徹底的になくして伝えることが目的となります。
報告型は、5W2Hの要素を盛り込むこと
こんな風に、5W2Hに入れ込んでいくだけでOKなので、割と簡単です。
提案型の資料の場合は、すこし複雑になるので今回はこちらをメインに進めていきます。
報告型の資料の目的
【課題→解決後を明確に!】今起きてる問題や課題を、理想の状態にする。課題→解決後を明確にすることが目的の資料です
要するにAを→Bの状態にする。これが資料の中に明確に入っていることがポイントになります
提案型の資料を作る場合のステップは以下の通りです
- 全体像を把握する
- 問題点を明確にする→理想を描く
- ギャップから解決策を考える
- 綺麗にまとめる
これらを解説していきますね。
ステップ①②:全体像を把握し、問題を明確にする
提案型の資料を作る時に一番大切なことは、全体像を把握することです。
どうして全体を把握しなければならないのかというと、問題を捉えることができないからです。
正直、仕事や人生でも問題なんで溢れかえってます。多くの問題の中から解決したほうが良い問題をピックアップすることが重要となります
全体を見るから、問題点を明確にできます。
その問題を解決していくこと、これが提案書の内容になります。
ステップ③:解決策を考える
問題点を明確にしたら、解決策を出していくのですがそのためには現実と理想のギャップを出すことが必要となります。
ギャップを明確にして、解決策を出すためには
- 何が足りないのか考えること【ギャップ】
- それを埋めるには何が必要かを考える【解決策】
足りないもの、そしてそれを埋めるためにできること→これが解決策です
ステップ④:綺麗に資料にまとめる
最後に出てきた情報を綺麗に資料に当てはめていくだけです。
問題や課題を入れて、理想像を入れる。そして考え抜いた解決策を入れていく。
補助としてスケジュールなどもいれると丁寧になるし、その他必要な要素をちょちょっと入れるだけで、資料はまとまりますね。
この通りに入れていくだけで、簡単にできるようになります
資料作りが苦手な人が、できるようになるコツ
資料作りが苦手な人の多くは、考える習慣が少ないことがあげられます。
資料づくりのポイントは考えて情報を集めること、そしてそれをまとめること。
単純にこれを繰り返していると、資料作りは簡単になってきます。
沢山集めた情報を、必要なものから資料の中に配置していくだけです
そのために、考えて→まとめる。考えて→まとめる。
これを繰り返し行っていくことで、自然と資料作りが楽になっていきます。
資料作りは思考力が最も大切です
資料作りを簡単にするためには、情報が沢山あることが条件です。
なぜなら選ぶほど情報があって、優先度の高いものから順番に当てはめるだけだからです。
その為には思考力を使って情報を集めることが必要なので、常に考えることを日常生活でやっておくと、資料作りは簡単になっていきます
まとめ
資料作りが苦手な人は、是非参考にして頂けると嬉しいです。
もう一度記事の最初から読み返して、自分なりの資料を作ってみて下さい
資料をまとめる研修など行っていますので、ご依頼頂けると嬉しいです→ホームページへ