私、部下が何人かいるのですが仕事を任せるのが下手なんです。部下がやる気が出るように仕事を任せたいです。上手に仕事を任せる方法があれば知りたいです
本記事で学べる内容
- どうすれば、上手に仕事を任せることができるのか
- モチベーションと時代の変化を捉えた、仕事の任せ方
- どうすれば時代を捉えることができるのか
部下に仕事を任せる管理職の方々は本当に大変です。
部下に仕事を任せる方法として、どうすればモチベーションが上がるのかにフォーカスして話を進めていきます。
仕事を上手に任せる方法【今ある仕事より、今はない仕事】
上手に仕事を任せる方法ですが、結論から入ります
今ある仕事を任せることも凄く大切なことです。しかし2つの点を考えなければなりません
- 部下のモチベーション
- 時代の変化
ただ単純に仕事を任せるだけでは部下のモチベーションは上がりません。
さらに時代も変化しているので、今ある仕事をこなしていると、気が付いた時には時代から取り残されている可能性もあります。
そもそもモチベーションって何?
少しだけモチベーションについて簡単に解説しておきます。
モチベーションを上げようと思ってひたすら考えても上がることはなく、体の奥底から感じるものなので感覚のことですね。
その感覚とはどういうものか?
例えば、仲の良い友達と海外旅行に行くことが決定したとします
- 着ていく服を選んだり
- 観光地の予定を立てたり
おそらくモチベーションが上がっているはずです。
準備したり、みんなでどうしようかと議論している時は前に進んでいますよね
簡単な説明で申し訳ないですが、話を仕事を任せる方法に戻します。
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今ある仕事は過去のもの時代の変化をとらえ、未来のために仕事しよう
上で説明したとおり、前に進んでいる感覚があるかどうかを考えてみて下さい。
今ある仕事のほとんどが、過去のものです。
時代の変化を捉えることな、く今までやってきたことの延長線で仕事をやることになり、
未来の何かに対してやるのではなく、過去と繋がっている感覚のほうが強く働きます
今はない仕事は未来に向かうもの時代の変化をとらえてる
今はない仕事=新しく仕事を生み出して任せるという事です。
前に進んでいる感覚を持つことが出来れば、自然とモチベーションが生まれてきます。重要なことは、新しく仕事を生み出していくことです。
関連記事仕事を任されないのは【仕事を生み出す能力がないからから】
「どうしたいか」が無い→上手に仕事を任せることはできない
これから先の未来、どうしたいか。これが凄く大切です。
業務、業種関係なく未来に向かって仕事をしています。
もしも、あなたが仕事を任せる立場にいる場合。
これから先「どうしたいか」を具体的に説明できなかったら、部下に未来に進む仕事を任せることは不可能です
もう一度→過去に向かって仕事をするのではなく、未来に向かって仕事をしますね。
- 自分の部署はどう在るべきか
- 3年後、5年後、チームをどうしたいか
- 業界はどうなっているか
- 世間は何を欲しがっているのか
こんな風に、今いる業界や部署がこれから先どうなっていくのか、イメージしていくことが必要になります。
未来の仕事を想像できないとき、現在の仕事を単純に任せてしまう
こらから先、自分の部署が何をすべきか具体的なものが無い場合。
今ある仕事の中から、単純に仕事を任せることになります。
今ある仕事を、今いる人員でやることになります。
基本的に今ある仕事は増えることがありません。増えることがない仕事を人員で割って仕事をすることになるので、
新人が入ってきた時は、さらにこんな風になります
基本的に今ある仕事は過去から引き継がれたものなので、増えることがない。
こうなると、一人頭の仕事量が分散するのでどんどん暇になっていきます。結果的に活気がなくなり衰退していきます
未来の仕事を想像できる時は向かうための仕事が生み出される
上司としてのあなたが未来に対して、今の部署を変化していきたいと具体的なイメージがある場合、
「未来に向かう、今はない仕事」が生み出されます
今ある仕事に、未来に向かう「今はない仕事」が増えた場合。
必要なのは未来に対してのイメージです
- 部署をどうしたいか
- チームをどうしたいか
どうしたいかです。ただボーっと管理職として部下を管理していてはモチベーションが下がるだけです。
新人が入って来ても、循環が生まれます
こんな風に未来に向かう仕事=プロジェクトとなります。
今までやっていた仕事を手放して、新しい仕事に着手してもらうことで循環が生まれます。
新人はやることすべてが前に進んでいる感覚になるので、今までの仕事を任せることもOKです
リーダーが描いた未来で生まれたギャップ→仕事になる
仕事は今ある仕事をこなすことも、現状を維持するために重要ですが、時代は常に流れています。
未来に向かうために仕事をしないと衰退していきます。
基本的には、上司として部下の仕事を任せるということは、
自分の描いた未来に連れていくことになります。下の図をみて下さい
この図のポイントは、上司は未来にいるということです。
上司が未来を描いて、その世界を実現するために部下に仕事を任せます。
部下が何をしているか解らないとか、そんなこと起きません
基本的に未来を知っているのは上司になりま。
連れていきたい未来があるから、部下に仕事を任せます。
もし、以下のようなことが起きているという方は要注意です
- 部下が勝手な仕事をする
- 部下が現在、何の仕事をしているかわからない
基本的に部下に仕事を任せるのは、上司が描いた未来に向かうための仕事です。
日報、週報、月報でガチガチにしなくていい
日報、週報、月報は進捗確認です。
ありとあらゆる項目を書かせて、部下が何をしているかを報告させます。
これをやらせる理由は:上司として管理するポイントが解らないからすべて報告させたいだけです
日報や週報など、みんな同じフォーマットで実施しているケースがほとんどですが、
任せる仕事に対して、管理するポイントは、人それぞれで全て違います。
上司として具体的な未来イメージがあり、それに向かう仕事を部下に任せていたら、
何を管理すべきかポイントが明確になるはずなので、ガチガチに無駄な報告書を提出させなくてもいいはずです。
関連記事部下のスケジュール管理を楽にする方法【管理しないこと】
上司として未来をイメージすることは、凄く大切なことなんです
上司として、どうすれば未来の仕事を描けるのか
ここまで説明してきましたが、そもそも未来をイメージすることが難しいという方もいると思います。
どうすれば現状の仕事だけではなく、未来をイメージして、未来に向かう仕事を生み出せるのかを解説します
過去→現在を見つめて、しっかり把握する
未来を描く前に、今自分がいる業界、会社、部署の過去から現在までをしっかり把握すること。
- どんな流れで今があるのか
- どんな課題があったのか
- 今のメンバーそれぞれのスキルなど
まだまだ把握することは沢山ありますが、ただ漠然と今を把握するのではなくて、
業界、会社、部署と大きい枠から、今を捉えてみてください。まずは今を明確にすることです
世の中の流れから現在→未来をイメージする
今をしっかり把握することができたら、次は未来を楽しくイメージすることです。
過去から現在の過程から、未来がどんな風になるのかを自由にイメージしてみる
それには、部署だけではなく会社、業界、といった大きなものから影響があるはずです。
- 世界の変化が日本の変化です
- 日本の変化が業界の変化です
- 業界の変化が会社の変化です
- 会社の変化が部署の変化です
- 部署の変化が上司の変化です
- 上司の変化が部下の変化です
こんな感じで、世界の変化→部下の変化ですよね。
よって一番大きい世界の変化をとらえて、未来はどうなるかをイメージすることが凄く大切です
現在→未来にどうすればいけるか⇒任せる仕事です
こんな感じで、過去から現在をしっかり把握して、
世界の変化に目を向けた上で、未来をイメージしてみる。
「〇〇な世界」に対して、会社や部署はどう変化をすべきなのかを考えます
仕事を任せる方法【今はない仕事→〇】:まとめ
基本的に仕事は未来に行くためです。衰退するために仕事を任せません。
未来に行くためなら、上司として「どんな未来」になるのかをイメージしておかないといけませんよね。
まずは上下関係の適性がわかる診断ツールが無料なので一度やってみてください。
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