リーダーシップのコツ 人間関係の悩み

部下のスケジュール管理を楽にする方法【管理しないこと】

ぶうたろ

部下のスケジュールを管理するのって大変なんだよ。誰がどこで何をしているか把握するだけで仕事が終わっちまう。俺は管理職として部下のスケジュールは把握したいのだ。いい方法はないのだろうか…。

さるたろ
こういった悩みに答えようと思います。

 

本記事の内容

  • 部下のスケジュール管理を楽にする方法
  • なぜスケジュールが把握できないのか
  • 具体的に何をすればいいのか

 

さるたろ
ではいってみましょう
ぶうたろ
頼むでー

 

 

部下のスケジュール管理を楽にする方法【管理しないこと】

 

少人数の部下を管理するならまだしも、ある程度の人数をまとめるリーダーであれば部下のスケジュールを管理するのは大変です。

 

どこで何をしているのか把握できないと心配だというリーダーの方に、部下のスケジュール管理を楽にする方法を解説します。

 

結論:部下のスケジュールを管理しないことです

 

ぶうたろ
部下のスケジュールを管理したいのに、管理しないことってどういう意味だよ

 

部下が何をしているのかが知りたくて、管理方法を模索しているのであれば、

 

一旦、管理するということを忘れて、管理しないという方向に切り替えることをおすすめします。

 

 

人は管理したいけど、されたいとは思いません

 

まあ中には管理されたいというドMな人がいるかもしれませんが、

 

基本的に誰かに管理されたいとは思わないものです。

 

↓↓これをどう思いますか?

 

  • 上司は部下のスケジュールを知ってる
  • 部下は上司のスケジュールを知らない

 

この構図がそもそもおかしいんです。一方的に管理をすることで部下はコントロールされる側になります。

 

何があるわけではないけど、気持ちがいいものではありません。

 

最近では上司も部下も同じように、アプリで共有する会社も増えてきています。よりフラットな関係に移動しているんですね

 

どちらか一方が知っているという構図は、見えないストレスを作ります。

 

 

管理されてると思うだけで、スケジュールに真実を書けない

 

まず上司が一方的に部下のスケジュールを管理しようとします。

 

来週のスケジュールを提出させたり、共有しているグループウェアとかにスケジュールを記入させます。

 

部下のスケジュールを一方的に管理をするとなると、部下はどんな気持ちになるでしょうか。

 

部下の意思は反映されないし、見られている感じがして気持ちが休まることがありません。

 

僕も経験がありますけど、管理する力が強い会社にいた時、真実のスケジュールを提出したことはありません

 

どんな時でも真面目に仕事している人もいますし、真実をスケジュールに書く人もいます。

 

でも僕みたいに真実をそのまま書くことが出来ない人間だっています。

 

  • サボってると思われないように
  • そんな用件で顧客のところに行く必要ないとか言われたくない
  • 顧客名を書くと、毎回「どうだったのか」詰められるから嫌だ
  • 来週は暇だけど、何か入れとかないと言われる

 

こんな感じで、管理しようとすると部下にストレスが掛かります。

 

いついかなる時も、見られている状態で仕事をするのは正直キツイです。

 

上司に見られていると思うと、良く見られないし、叱られたくないからスケジュールを美化します

 

スケジュールが埋まっているけど、ウソの可能性があるし、大袈裟に書いてる場合もあります。

 

本当のことを知らないと、スケジュールを管理したところで意味ありません。

 

 

部下のスケジュールを管理することが本当に大切なのか

なぜ部下のスケジュールを管理することは必要なのでしょうか。

 

さるたろ
何のために部下のスケジュールを管理するのかを明確にすべきです。

 

上司として部下が何をしているかを知っておくべきだ

 

上司として部下を管理しておくべきだ

 

部下のスケジュールを管理することで、仕事を振りやすくなるから

 

こんな風にいろいろ考えがあってのことだと思いますが、

 

  • 部下のスケジュールが管理したいのか
  • 部下の状況を知っておきたいのか

 

どっちなのでしょうか。

 

おそらくほとんどの方は、部下の状況を知っておきたいからスケジュールを管理したいのだと思います

 

上でも紹介したように、スケジュールを一方に管理をするとウソの報告をしてくるのが人間です。

 

部下の真実の状況を知りたいのに、ウソを付かれてしまうと意味がありません。

 

部下の状況をどうやったら知れるのかを考えて進めた方が効果的です。

 

さるたろ
あなたのタイプも知っておきましょう。

 

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部下のスケジュールを管理しないことを選択する

本当に必要なことは、部下の状況を把握することで、スケジュールではありません。

 

なぜスケジュールを管理してまで、部下の状況を把握したいのか?

 

それは:部下が寄ってこないからです(コミュニケーションが取れてないからです)

 

部下が寄ってくる上司は、嫌でも部下の状況は把握できます。上司に状況を話すからです。

 

部下が寄ってこない上司は、状況がわからないので、日報や週報、スケジュール管理などあらゆる管理方法を駆使して強制的に話させようとします

 

これはコミュニケーションが無駄に多くなります。コミュニケーションは量より質です。

 

関連記事社内コミュニケーションの勘違い【取ることが活性化ではない

 

 

管理せず、管理されるくらいになる

 

部下を管理しようとしない。

 

部下を否定したり、陰口叩いたり、皮肉を言ってる場合じゃない。そんなことしてるから部下が寄ってこないんだ

 

ぶうたろ
グサッ

 

管理せずに、逆に部下から管理されるくらいになったほうがいい。

 

部下が上司に報告したくて、アドバイスをもらいたくて、承認してもらいたい。こんな風になると

 

部下が上司のスケジュールを把握しようとします。いつ時間があるだろうと管理してきます。

 

これくらい極端になるくらい、部下の管理をやめると。自然に部下から話をしてくれるようになります。

 

 

どうしても心配ならスケジュールは超シンプルに

 

とは言ってもスケジュール管理は必須だという人は、スケジュールを超絶シンプルにすることをおすすめします。

 

さるたろ
具体的に詳細に書くからウソが生じます。

 

  • 社内なのか、不在にするのか
  • 休みなのか、出社なのか
  • 出張で長期不在にするのか
  • 有給休暇はいつ取得するのか
  • 直行直帰なのか

 

詳細まで書くからウソになるわけで、スケジュールはざっくりの方がいいです。

 

毎日毎日、管理しすぎると部下もしんどいです。

 

目標達成が大切なので、部下のモチベーションを下げることをするのは意味がありませんよね。

 

さるたろ
部下だってゆっくり仕事したいし、時にはサボりたい時だってあります。

 

部下を信頼して、部下から状況を報告してくれるような関係づくりに力を注いだほうがいいと思います

 

関連記事部下のモチベーションを上げる面談【具体例を3つ紹介します】

 

 

 

部下のスケジュール管理する方法:まとめ

 

管理しないことが、最高の管理する方法だと思います。強制的に知ろうとすると反発します。

 

部下自らが、上司に知らせたいと思える関係を作ることが一番大切なことです。

 

みんな真面目に仕事するし、頑張っているので、信用して口を出さないほうが上手くいきます

 

関連記事【簡単】部下がついてこない理由【あなたが〇〇を、出すからです】

 

上司が管理をはじめると、部下に余計な仕事が増えます。部下には目標の為に頑張ってもらわないといけません。

 

本当にスケジュール管理は必要なのか、改めて考えてみはいかがでしょう

 

まずは上下関係の適性がわかる診断ツールが無料なので一度やってみてください。

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