コーチンを学んだのですが、なかなか使いこなすまで至りません。何かポイントなどあれば教えてください。
本記事の内容
- コーチングの基本を解説
- コーチングの「超」基本の解説
コーチングの「超」基本【相手の状態をしっかり見極めること】
コーチングを学ぶ機会は増えてきていますね。様々な本が出版されていますし、企業研修のテーマもコーチングは当たり前になってきました。
リーダー職だけではなく、2年目、3年目の社員も学んでます。
コーチングは一般的なビジネススキルになってきましたが、本質を理解しないまま現場で使用する人が増えてきたのも事実です。
- 使ってみてけど、なんか上手くいかない
- 自分が出来ているかわからない
正直、よくわからないという方がほとんどではないでしょうか。コーチングは良い結果を生むと同時に、悪い結果も生み出します。
使う側の人間がそれを理解して、しっかり使っていくことが大切です。
これについて、深掘りをして解説します。
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そもそもコーチングとは、気付きを生み出し、行動につなげる手法
なんでもかんでもコーチングをすればいいってものではありません。
ちゃんとコーチングが持っている特性を理解してから、適切に使っていきましょう
関連記事コーチングとティーチングの違い【できるだけ簡単に解説】
コーチングの基本です↓↓
コーチングは、コーチ側。だいたい上司になりますけど、部下に問いかけをします。
人は問いかけをされると、その問いに対しての「答え」を探します。
コーチングの基本気づきを促す「問い」
例えばです
おでんの具の中で、4番目に好きな具は何ですか?
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さてどうでしょうか。問いに対して「答え」を探しにいきませんでしたか?
コーチングの基本は気づくことですよね。4番目に好きな具材に気づけてないということ。
- 1番好きな具は、既に知っている
- 4番目に好きな具は、聞かれてはじめて気づいた。
これが問いです。本人が気づいていないことを「問いかけ」によって気付かせることがコーチングの基本的な構図です。
そして気付きがあれば、行動が変化します。4番目に好きな「しらたき」に意識が向かい、自然と「しらたき」を食べるかもしれませんね。
コーチングの「超」基本見極める力です
これがコーチングの基本です。図で表すとこうです↓
研修などで教えもらうコーチングの基本は、問いかけ→気づき→行動変容のことです。
その基本を使うには、超基本を抑えておかなければ使えないのは実際のところです。
コーチングの超基本→状態を見極めて、使わない選択をしよう
冒頭でも書きましたが、なんでもコーチングを使えばいいってもんではありません。
使ってはいけない時があって、それを判断するために状態を見極めないといけません。
コーチングを使っていい状態と、使ってはいけない状態は凄くシンプルです。
- 部下が元気な時→コーチングを使う
- 部下が元気ない時→コーチングは封印する
コーチング受ける側、ここでは部下としておきますが、部下が元気な時は、しっかりコーチングで引っ張ってあげましょう。
逆に部下の元気がなく塞ぎこんでいる状態であれば、コーチングは最悪の結果となりますので封印することです
元気な時は、未来のことを考えられます。目標をもって頑張って前に進もうとできます。この状態の時は、「コーチング」が役立ちます。
元気ながないどん底の時は、箱の中に閉じこもってしまいます。未来なんて見えないし、見たくもありません。
コーチングの基本は問いかけ→気づきですよね。元気がない人に対しての問いかけは辛いだけです
イメージしてください
もしあなたが元気がなくて、本当にしんどいと思っている時、何をして欲しいですか??
さてどうでしょう。何をして欲しいでしょうか。
逆にコーチング的に「問いかけ」をされたらどうでしょうか?
- 目標は何?
- それに対して、今はどう?
- 目標達成の為にできることは何?
- 今自分に足りているものと、足りてないものは?
- まずは何からやってみようか…。
ハッキリ言ってうざいと思いませんか? いや俺は今しんどいんだよ。勘弁してくれ…。と思いませんか?
コーチングは未来に向けて行動を促す手法です。行動できる状態の人にしか響きません。
だからこういうことです↓↓
- 元気な人→コーチングで行動させる
- どん底な人→カウンセリングで聞いてあげる
カウンセリングは箱の中に閉じこもった人を、出してあげるものです。
あれは閉じこもった箱の中から出てきたサインです。
元気がない人には、カウンセリングをして。未来が見えるような状態にしてからコーチングを使います
相手の状態を見極めることが、コーチングの超基本です。
関連記事できない部下をどうすればいい?【簡単にできる、コーチングを紹介】
まとめです自分が元気なことが第一です
いろんなスキルがあるし、すぐに手に入る時代です。
だからといってスキルを闇雲に使っていいとは限りません。しっかり本質を理解したうえで、上手に使っていくことが大切ですね。
相手に寄り添う気持ちがないのに、相手の状態なんて見れません。
そもそもスキルを使う自分の状態が健全じゃないと使えませんので、自分が元気であることが一番です。
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