新人指導が苦手です
どう教えたらいいか解らないし、
最近、強く言うと退職する子もいるし、
めんどくさいな。どうしよう
本記事の内容
- 新人を教えるためのポイントを詳しく説明します
新人の指導が苦手だという人、結構いますよね。
あんだけ、教えたのに全くできないし、
教えている時には、「ああ、できます。できます。」って言うくせして、
いざという時に全くできない。結構教えたのに、全くできねぇじゃねーかよっ
とくに最近の若い奴って覚えが悪いからさ。やる気も感じられないしね…
関連記事【悲報】部下がやる気ない理由は【上司のあなたが原因かも】
極力こういった問題が起きないように、新人指導が苦手な方にポイントをまとめてみました。
新人の指導が苦手…【確実に新人がついてくる指導法‐完全版】
新人の指導が苦手です。そんな方に、
- どうすれば伝わるのか
- どうすれば成長してくれるのか
- どうすれば自分についてきてくれるのか
こんな感じで新人指導のポイントを解説してまいります。
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新人指導が苦手な人は、ゴールを明確にする癖をつける
誰かに何かを教える時に一番大切なことはゴールです。
スタートから順に教えても、結局モノにできません。
自分なりにイメージができないと、人って行動を起こせないものなんです
だから突然、おいっお前、毎日5キロ走れ!
とか言われても。走ることは理解できても、なぜ走らないといけないのか理解できませんよね
↓これだとどうでしょう
いいか。まず大きな場所があってな。そこに網の張ったボックスを両サイドに2つ置くんだよ。
ボールを足だけで操って、相手の網の張ったボックスに蹴って入れたら1点獲得。
点数を競うスポーツなんだぞ
サッカーだと解ったと思います。
さらに、サッカーというスポーツは、スタミナが大切だからまずは毎日5キロ走ろうかって教えると→走る意味が理解できるってこと。
いきなり走れと言われてもゴールが解らないから、新人は迷ってしまいます
まずは自分の特徴を客観的に診断して理解しましょう
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新人指導は、ゴールの理解と、その先の達成感や遣り甲斐を伝える
サッカーのルールを教えたし、よく理解しただろ?
よっしゃっ。10キロに増やそう。走れええ! オラァァァ!!
って言われてもね。
しんどい、辛い、めんどくさい となってしまいます
新人指導のポイントは
- ゴールを明確にしてあげる(何のためにやるのか)
- ゴールの先の遣り甲斐や、価値をイメージさせる
そこを目指して、常に目線を上げてもらうことが必要なのだ!
新人指導は、先輩(自分)の経験談も伝える
教育者だって、新人の時がありました。辛かった道を通ってきているはずです。
自分がサッカーを初めた時はやる気満々だった。でも3か月くらいしてなんか挫折した。そんな経験をしたんなら初めに伝えておく。
俺もさあ~最初は楽しいって思ってやってたけど、3か月くらいして、「辛いなあ」って感じることもあったんだよ。
でもそこを乗り越えたら、スゲー楽しかったんだ。だからお前もさ、3か月くらいして「うわっ、辛えぇ」って思うかもしれない。
でも乗り越えたら、マジで楽しいからよ。だから頑張ろう。
って言っておけば、いざその時になったら先輩の言葉を思い出します。理解してくれると思って相談してくれるかもしれません。
新人指導の具体的な進め方を解説します。苦手な人は必ず見て
新人指導で大切なことは、
- ゴールを明確にする(何のためにするのか)
- ゴールの先にある遣り甲斐や価値をイメージさせる
サッカーの例えに言い換えると↓
- サッカーのルールを教える
- サッカーから得られる素晴らしさを語る。
- 更には道中に壁が出てくる事も伝える。
新人指導の土台になるものは、上で紹介したように、ゴールと、その先の価値と、途中の不安要素です。
ここまでやってから指導スタートです。
新人指導は、本人に、これからどうなるかイメージしてもらう
いきなり教育をスタートしてもダメです。今後の流れをしっかりとイメージしてもらいましょう。
指導内容の全工程のうち、今『どの部分』を教えているのか明確にしてあげる
教える事ってめっちゃ多い。1~100くらいあります。
仕事をしながらの新人指導は、1、2,3、4と順番に教えれることは難しです
時と場合により順番は前後したりします
1、3、7、11、2と順番が狂ったりしながら、臨機応変に教えていくことになります
それを本人に伝えないまま教えると、混乱します。
新人は教えられるウチに、頭の中がごちゃごちゃになってしまって、真っ白になります。
新人に、どんな状態で聞いて欲しいか指導する
集中して聞いて欲しいのか、ラフに聞いて大丈夫な内容なのか、最初に言ってあげると安心します
今教えている事はね。最後のあたりに必要になることだから、
ちょうど今、良い見本があるから教えるけど、今は細かくじゃなくって頭の片隅に残す程度でいいから、気軽に聞いてね
100あるうちの80番目くらいのことを教えるから、今は存在だけでも知っておいてって言わないと、
教えられるほうは、すべて100%で聞こうとしているから、容量オーバーになります!!
今どの部分を教えているのかを明確にすることはマジで大切です。
新人が、「今どのくらいの場所にいるのか」指導してあげる
教えられるほうってね。
今自分がどれくらい上達しているのか解らないんです。そして勝手に不安になるんです。
指導者の知らないうちに、新人は勝手に不安になって、僕は、私は、
- 出来の悪い人間なんだ
- このまま指導されても、覚えられる気がしない
- 向いてないのかも
とか、不安になっちゃいます
新人指導で大切なのは、指導の途中、途中で「今どこにいるのかを伝える」事で本人も安心します。
- 今半分くらいまで、出来ている
- 同期のみんなより、ちょっと進んでいるよ
など、指導はどのくらい進んでいて、新人の成長度はどのくらい進んでいるのか言ってあげる
途中で「辞めます」って言ってくる人の中に、もう少し頑張ったら一人前になったのにって人がいたりします
しっかりと伝えてあげていなかった事が生んだミスですね
新人指導は、新人のペースに合わせてあげる
本人とすり合わせをしていきながら指導するペースを上げたり、下げたりする
今よりももっと出来るのか、限界なのか。これを指導者は理解していないと本人がダメになります!!
ペースが合わないから、「辞めます」ってなります
全て指導者の都合で教育したらダメです。指導者は相手に合わせる必要があります。
関連記事コーチングとティーチングの違い【できるだけ簡単に解説】
新人の指導が苦手…【確実に新人がついてくる指導法‐完全版】→まとめ
新人の指導てすごく大変です。
どれだけ工夫しても、辞める人は辞めます人間だから、合わないって事あります。
明るい、楽しい未来をイメージさせながら、現実も見てもらう。そして徐々に進めていくことが大切です。
モチベーションは本人が維持するものですが、それをコントロールするのは指導者の役目だと思います!!
とりあえず自分のタイプを上下関係の適性がわかる診断ツールが無料なので一度やってみてください。
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