
僕は自分の人生を生きてない気がする。人の人生っていうか、人のために時間つかって結局損してるような気がするし。てか、自分の人生を生きるってどういうこと? うーん。困った。

本記事で得られるもの
- 自分の人生を生きる方法について
- 自分が大切にしたいものに気づく方法
- 自分の嫌な部分に気づける方法
この記事を書いている僕は、人のために生きることは素晴らしいことだと思って、人のためになる仕事をしたし
悩み相談も年間300時間以上行って、時間も労力もお金も使いました。後輩、同期、先輩、上司、役職や性別関わらず、
とにかく相談にのったり仕事も手伝ってきました。
この記事を読んでくださっているってことは、あなたも自分の人生を生きたいと思っているし、
自分の人生を生きるって何なのか知りたがっていることだと思います。
僕なりに経験を書きますので良かったら参考にして頂けると嬉しいです。
この記事を書いてる人

さるたろ(@ptsarutaro)
自分の人生を生きる方法は「他人のために時間を使うこと」
自分の人生を生きる方法を解説していきますが、
結論言ってしまうと、他人のために時間を使うことで初めて理解できるものだってことです。

すこし深掘りしていきますが、実際に僕がそうでしたが自分の人生を生きたいと思っていても、
そもそも自分の人生を生きるためには「目的」が必要なんですね。
- 自分の生きる目的は何か明確にする
- その目的の為に頑張る
- 自分の人生を生きることになる
自分の生きる目的(大切なこと)がないのに、どうやって自分の人生を生きるんでしょうか。
僕は今まで目的がぼやけていたので、いつまでたっても満たされない感じだったんです。
ステップとしてはざっくりこんな感じ
- 他人のために行動する
- 自分の大切なものが見えてくる
- 大切なものが目的になる
他人のために時間を使う→自分の人生を生きる「目的」が見えてくる
目的を明確にするために、まずは偽善でもいいから他人のために動いてみることをおすすめします。
僕も新卒の時から人のために生きることを美学としていたので、色々わかったことがありました。
先輩のストレス発散に付き合って居酒屋に何度も行ったし、誘われたらゴルフにも行きまくりました。


会社のイベントには全て参加して、出し物も積極的にやりまくった。
僕は後輩、同期、先輩から凄く慕われていたと思う。とことん人のために時間を使いました。

他人に時間を費やすことで、僕は大切なこと気が付いた
人のために生きることは素晴らしいこと。人のためなら自分の時間なんて惜しまない。僕は膨大な時間を「人のため」に使った。
自分の時間は人のためにあるもんだと思ってきた。
僕はある出来事をきっかけに大切なことに気づかされた。
20代の頃の僕は自分の時間は全て人のため。人の役に立つことが喜びであり、人生の成功があると思っていた。
他人からの誘いは全てOKだったから、全部行ったら一週間のスケジュールの半分以上が誰かの為の時間だった。もちろん休日もゴルフが入ってる。


妻が僕にSOSを出してきた←ハっとした
人のために生きることは、カッコイイと思う。僕はそれに酔いしれていた。
酔いしれた僕にくるのは「結婚式の招待状」だった。
後輩、同期、先輩…。顔が広かった僕には沢山の誘いがあった。


平日は後輩や同期と飲む。土日のどちらかは先輩とゴルフ。たまに社内行事に参加する。そして結婚式が複数回。

少しは私のために使ってほしい。
僕はハっとした。僕は家にお金を入れているから家にいくらお金があるか知らない。妻に聞くとかなりギリギリの生活をしてるらしい。
人のために時間を使い、人のために膨大なお金を使う。

26歳で結婚して30歳を超えるまで全く気が付いてなかった。
他人のために時間を使いまくって、本当に大切なものに気が付けた瞬間でした。
人によっては何か別のものかもしれません。僕にとって生きる目的は「妻」を大切にすることでした。
大切なものが明確になると、自分の人生を生きる力になります。
まず目的を明確にしなければなりません。他人のために時間を使うと目的が明確になるのともう一つ重要なことがあります。
他人のために時間を使うと自分という人間が理解できる。
つまりこう、
- 他人を通じて自分という人間が理解できる
- 自分を理解することで生きやすくなる
- 自分の人生を生きることにつながる
他人のために生きると自分という人間がわかってくる
僕は、妻の一言で自分の行動を見直しことができた。
人のために生きる僕は凄い奴だと勘違いをしていたのかもしれない。
人のために生きる僕は、僕と同じ考えを人に押し付けていることに気がついた。
俺がここまでやってんのに、お前らは俺に何も返してこないな。

ふざけんなよ。と心で叫ぶこともあった。
僕って結構うざい奴やったんやなーって気が付かされた。
僕は八方美人で深く付き合う人がいなかった。
自分を殺し、誰かに合わせるというのが当たり前になってきた僕は人に意見をいうこともなくなった。
人の話を聞いて、たとえそれが間違ったことでも僕はそれを指摘することはなかった。
「そうだよね」
「君は間違ってないよ」
「あいつ最悪だよね」
僕の周りには真剣に相談できる人間がいなかった。
他人のために行動すると自分の嫌な部分も明確になってきます。
僕にとって自分の人生を生きることは、自分の大切なものの為に生きるってことです。
他人のために行動してはじめ、大切なものに気づけたし、自分のダメな部分にも気づけた。
はじめから自分勝手に自分のために生きる人は大切なものに気が付けない
他人のために時間をつかうのめんどくさい。自分のためだけに最初から時間も労力もつかいたい。
自分の人生を生きるって「自分のためだけに時間をつかうこと」でしょ
って反論があると思いますが、僕は違っていると思う。
自分のためだけに時間を使っていったとしても、どこか満たされない感じがあると思う。
僕は他人のために時間を使ったからこそ、自分の大切なものに気が付けたし、
何よりも自分の改善したいといけない人としての改善点も見つかりました。

まとめ:人の為に時間を使ってみる
自分の人生を生きるってただ単にわがままになることじゃないと思う。
人の為に動いてみて、大切なものに気が付き、自分の課題も見つかる。
僕もここまで時間はかかりましたが、今は明確に自分の人生を生きていると思えています。
参考にして頂けると嬉しいです。