迷った時にどうやって決めたらいいか教えてくださいませ。迷ってしまって永遠に決められないんです。
本記事の内容
- 迷った時の判断軸について
何かに迷った時の決め方【長い目で見て健全かどうか】
悩んだ時の決め方について解説します。
長い目で見て健全であるものを選択することが、どういうことなのか解説します。
僕たちは何気ない生活をしていますが、多くの決断をしながら生きています。
毎日毎日、沢山の決断をしているけど、そこまで悩んで決断するってことはありませんよね。
何を飲むか、何を食べるかなど迷っているようで、深いところでは決めているんです。
僕たちは2人の自分が同居している
僕たちの中には2人の自分がいます。2人の自分を感じられる瞬間は、負荷のかかることをやる時です
例えば会社が苦しくて転職を考えている時はどうでしょう。
- 会社を辞めて、別の業界に転職したい
- まだやり残したことがあるし、転職せず頑張るべきだ
こんな感じで、会社を辞めたい自分と、辞めない方がいいと思う自分と2人が同時に存在しています。
- 欲しいけど、欲しくない
- やりたいけど、やらないほうがいい
- 帰りたいけど、帰らないほうがいい
- 人前に出たいけど、緊張するから出たくない
みんなこんな複雑な状況で生きています。
大きな迷いがない時は、2人のうち1人が眠ってる
焼肉か、寿司かで悩むときってそこまで悩まないと思います。
逆に会社を辞めるか、辞めないかで悩むときは凄く悩むと思います。
焼肉を食うべきか、寿司を食うべきかで悩んでいるときは1人は眠っているので決断が簡単です。
会社を辞めるか、辞めないかの時は、もう一人が目を覚ましています。
よく眠っているほうの特徴長い目で見る
いつも起きている方は、短い目線で見ているので「すぐ」したいタイプです。
- すぐ欲しい
- すぐやりたい
- すぐやめたい
- すぐ食べたい
こんな感じとは真逆で、いつも眠っている方は、長い目線で物事を見ています。
車が欲しいと思った時とか、もう一人が目を覚まします
- すぐに欲しい。スポーツカーが欲しい。
- 本当に今すぐ必要なのか? 今ではない気がする
こんな風に、大きな決断の時には目をさますので迷いが生じるってことです。
迷った時の決め方について具体的に解説します
僕たちがなぜ迷うのかを説明してきました。2人の自分が同時に存在している時が悩む時です。
悩んでいる時は2人がいますね
- 「すぐ」のタイプ
- 長い目で見ようタイプ
大きな悩みの時はまず、長い目線で見ようとするタイプを主に考えることです。
「すぐ」の自分を抑えることが必要です
- 車が欲しい
- 上司が嫌だからやめたい
- 苦しいから逃げたい
- 嫌いな奴に、暴言を吐きたい
これらは欲望とも言えるものです、一時的な感情とも言えます。
まずはそれを抑えて、長い目で見ようと思っている自分で考えることが凄く大切です
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迷った時の決め方健全さです
健全って言葉は人それぞれだと思いますが、
- 自分が成長できる
- 周りの人が成長できる
- 自分にウソをつかない
- 周りにウソをつかない
- 周りの人が傷つかない
- 会社が成長できる
など健全さって、より多くの人が幸せになる方向だと思います。
今すぐはしんどいかもしれないけど、長い目で見た時に幸せになる決断をすべきだと思います。
自分だけが幸せになって、周りの人が傷ついてしまうような決断は健全とは言いません
だからこそ決断をするのには、長い目で客観的に見る自分が必要ってことです。
どんな決断をしてもプラス面とマイナス面がある
決断する時に悩むことの一つに、プラス面とマイナス面があります
- こっちを選択したら、あいつが傷つく
- あっちを選択したら、あの人が傷つく
こんな風に決断をする時に、どっちを選んでも傷つく人達がいることに気が付きます。
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ここで大切なのは、どんな決断をしても傷つく人がいるってこと
昔勤務していた会社で、やる気のない社員がいました。年齢もそこそこです。
逆にすごくやる気がある人も沢山いました。年齢が若くてこれからの人材です。
決断を迫られました。
- Aという決断は→やる気のない先輩が傷つくが、やる気のある人達が頑張れる
- Bという決断は→やる気のない先輩は守られるが、やる気のある人達が辞めていく
長い目で見た時に会社にとって健全なことは、やる気のある人達が頑張れること、そして会社が発展すること
どっちを先輩しても、傷つく人はいます。
マイナス面も知ったうえで決断する。
長い目で見た時に健全である方を決断することで、よりよいものになると思います。
傷つく人のことも考えて、より影響がないように努力をすること、
またその人が活躍できる場を考えたりすること。マイナス面を知らなければフォローすることもできません。
決断にはマイナスが生じます。だからフォローしながら決断することが必要になります。
何かに迷った時の決め方→まとめ
迷うときは2人の自分がいる証拠です。
もう一人の長期的に見ることのできる自分で物事を考えること。
そして決断にはプラスもマイナスもありますが、より健全であるほうを選択する。
そしてマイナス面をできる限りフォローをする。
これが決め方の極意だと思っています。