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組織を変えるために必要なこと【社員を否定し、傷つける覚悟】

ぶうたろ

今の会社はこのままではダメだ。変革の時だと思う。本格的に組織改革を進めていこうと思う。参考までに何か気を付けることなどあれば教えてくれ。

さるたろ
こういった課題に答えようと思います。

 

本記事で学べること

  • 組織を変えるために必要な心構え

 

さるたろ
では解説していきます
ぶうたろ
宜しく頼むわ

 

 

組織を変えるために必要なこと【社員を否定し、傷つける覚悟】

時代は常に変化しているのに、ずーっと変わらない組織…。

 

組織は変えるもので、その為に必要なことは沢山の人を否定して、傷つけてしまうってことを理解しておくこと

 

常に時代に合わせて組織も柔軟に変化し続けていかなければ、衰退する一方。だから変える必要がある。

 

さるたろ
でも変えるときに、めっちゃ多くの社員を否定して傷つけます

 

僕も少なからず経験して、一番必要なのは勇気だと思いました。

 

組織を変える時の、簡単な疑問です

 

  • 誰が変えるのか
  • どのように変えるのか
  • どうやって変えていくのか

 

こんな感じが大まかなものです。

 

じゃあ自分が組織を変えるとします。そして組織をどのような組織にするのかのゴールを描きます。

 

そこに行くためには、どんな策を講じるのかの具体的な推進方法を模索します。

 

昔の僕も、組織の問題点を出して理想を掲げて、そこに向かって突っ走るだけでした

 

僕は色んな社員を否定することになって、更に傷つけるってことになることに目を向けてませんでした。

 

 

組織を変えるために努力しても、多くの人は価値に気が付かない

昔、僕が勤めていた会社の話です。僕はその会社や社員の人達が大好きでした。

 

いい会社にしたかったし、組織を整えて多くの社員に働きやすい環境や、遣り甲斐を与えたかった。

 

だから僕は必死で頑張りました。自分でいいのもアレですが、マジで誰よりも頑張ったと思います

 

業界の未来を必死で考えましたし、その未来に適応するために会社の課題など沢山あぶり出しました。

 

僕はマジでした。僕としては自分の利益とかより、会社全体やそこで働く人の未来も考えたつもりです。

 

さるたろ
ありとあらゆる策を考えて計画書など作りました

 

3年くらいかけていろいろ進めてきましたが、ある時に気が付きました

 

多くの社員達は…。変える意味が理解できない

 

多くの社員は、未来を描いているわけではない。だから変えることに疑問を持つのは当然です。

 

未来を僕が勝手に描いて、その為に必要なものを勝手に考えていましたが、それは僕のエゴでした

 

まず丁寧に一人一人が解るように説明をしないといけません。すごく大切なことです

 

説明しないと理解なんて得られるはずもない。あらゆる手段を用いて説明することを大切にしてきました。

 

そこで壁にぶち当たりました

 

  • 全社員に説明する時間がなかったこと
  • 説明しても、歪んで伝わるということ
  • 説明しても、理解できない人もいる

 

現実的な問題でした。ほとんどの人が良かれと思ってやっているのに、

 

未来は〇〇になるから、今変えないといけないといったところで難しいです。

 

理解できない人もいるし、そもそも理解しようとしない人も多くいます

 

理解できない社員や、理解しようともしない社員に怒りを覚えて、イラつきました。

 

  • マジで何のために働いてんだよ
  • 給料高いくせに、ちんたら仕事すんなよ
  • やる気ないなら、会社やめろよ

 

こんな風に思って、理解できない、理解しない社員が悪だと思っていたし、

 

変わらない、変わろうとしない社員を「変えてやりたい」と強く思いました

 

後で気が付きましたが、「理解しろ」と相手を変えるのは無理でした。

 

人は変わらないです。

 

本気で組織を変えたいなら、変わらない人がいることを受け入れたうえで、叩かれたりすることも承知でやらないといけない。

 

自分が変わること。そして理不尽なことでも受け入れること。これらが大切だと勉強しました

 

 

組織を変えるには誰かを否定し、傷つけることになる←これを受け入れて進む

自分がやりたいこと、成し遂げたい何かがあった時、説明するのは大切なことです。

 

大切だけど、全部理解しろってのは難しいです。ほぼ理解できないと思って進めるしかない

 

組織を変える意味は、

 

  • 誰かが大切だと思ってることを否定する。
  • 誰かができないことを、代わりにやって傷つける

 

これが絶対にでてきます。

 

 

誰かを否定して、前に進める

 

誰かが大切だと思ってやっていることが、時代の流れで不必要なことに変わります。

 

10年前はそれでよかったけど、今から先は無駄でしかない。

 

それを大切だと信じている人に、説明しても理解できない+理解しようともしない

 

心を鬼にして、その人を否定しないと前に進めないんです。

 

僕はこれが難しかったです。多くの人を否定し続けることで胸が痛みました。でも必要だからやるしかない。

 

組織を変えるには、否定しながら進む勇気が何より大切だと学びました。

 

この辺りに関しては、下記の記事で詳しく解説してあります

 

関連記事はっきり意見を言う部下への指導【3つのポイント】

 

 

誰かが出来なかったことを、代わりに実現する

 

組織を変えるには、色んな策を進める必要があります。

 

いろんな部署があって、いろんな担当がいます。やって欲しいことを、あまりやってない社員もいます。

 

その人がやり続けることによって実現しないことがでてきます

 

組織を変えるためには、誰かがその領域の仕事をやらないといけない。

 

別の人に仕事を任せたり、自分自らやるケースもあります。

 

結局、お前が実力不足で無理だから、別の人に実現してもらったぞ

 

こんな風になります。現実問題、必ずなります。

 

実力がない社員が悪いといったら、それまでですが。傷つけることに変わりはありません。

 

それをも受け入れたうえで、組織の為に進めないといけないんですね。

 

 

前に進むには誰かを否定して傷つけます健全な目的のために進むことが大切

組織を変えるにも、健全な目的ではないと、ただ社員を否定して、傷つけることで終わってしまいます。

 

  • 自分がやりにくいから変える
  • 自分に利益がくるように変える

 

こんな風に自己都合で組織を変える場合は、否定された社員は浮かばれません。

 

何のために組織を変えるのか「健全さ」が重要になります。

 

関連記事何かに迷った時の決め方【長い目で見て健全かどうか】

 

 

社員達は否定されて、傷つくけど良い未来が来た時に、納得してくれる

今この瞬間は、否定されて嫌な気持ちになるかもしれません。

 

でも目的が健全であれば、否定された社員も後から理解してくれるはずなんです。

 

後から見えること、理解できることって沢山あります。

 

組織を変える人は、健全な目的のために進めて、後で証明すればいいってことですね。

 

 

まとめ→組織を変えるのは、後からみんなを幸せにすること

 

組織を変えるとなると、理解してもらえないことばかりです。

 

変えるための行動には、誰かを否定して、傷つけることが含まれます

 

途中で諦めないのは、後でその人達も幸せになると確信できるからですよね。

 

  • 今は否定してるけど、将来理解できるはず
  • 傷つけてしまったけど、後の結果で解ってくれる

 

こんな感じで組織を変えるってことは、後からみんなを幸せにすることです。

 

気付いてもらえないと諦めないで、将来のために進むしかない。

 

僕は沢山のことを前の会社で学びました。ほんと感謝ですね。

 

組織を変えようとしている人に響けば嬉しいです。

 

では!!

 

 

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