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はっきり意見を言う部下への指導【3つのポイント】

ぶうたろ

俺の部下にはっきりと意見を言ってくる奴がいるんだけどよ。どうやって向き合っていけばいいかわかんねーんだわ。正直、言うこと聞いてくれる部下のほうがかわいいしな…。

さるたろ
こういった悩みに答えようと思います。

 

本記事の内容

  • はっきり意見を言う部下にどう接したらいいか
さるたろ
ではいってみましょう
ぶうたろ
宜しく頼む

 

 

はっきり意見を言う部下への指導【3つのポイント】

はっきり意見を言う部下は、ごく少数ですけど存在します。

 

そんな部下を管理する立場になったリーダーが、どう接し、指導していけばいいのか解説していきます。

 

さるたろ
はっきり意見を言う部下への指導方法には3つの重要なポイントがあります

 

  • 正しさの理解
  • 人の感情の理解
  • 何を言うかではなく、誰が言うかの理解

 

この3つのポイントを重点的に指導していく必要があります。

 

大前提として、はっきり意見を言えることは素晴らしいです。

 

さるたろ
すごく貴重な人材なので上手に育てていく必要があります。

 

 

はっきり意見を言えることは、凄く大切な土台です。

 

これは絶対に否定してはいけない。重要なのはプラスの面が出るように指導すること。

 

その為に、3つのポイントを教える必要があります

 

その為に上下関係の適性がわかる診断ツールがありますのでやってみてください。結構詳しくでます

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はっきり意見を言う人は一歩間違えると、浮きます

はっきり意見を言える人材はすごく貴重です。大切にすべきです。

 

でもマイナス面が、はっきり言える人間ほど敵をつくります。

 

はっきり言えるのは素晴らしいことですが、マイナスに働くと煙たがられてしまいます

 

指導者としては、何がマイナスに働いて、何がプラスに働くのか理解し、それを部下に伝える。

 

しっかり指導しないと、その部下は間違いなく浮きます。

 

関連記事自分より優秀な部下への関わり方【スラムダンクの、ゴリになれ】

 

さるたろ
同じ浮くのであれば、プラスに浮くように指導することが必要です

 

 

はっきり意見を言う部下への、具体的な指導法

具体的に、どんな指導をしていくのかポイントを解説します。

 

まず知っておくべきことがあります。部下は自分自身のことをどう評価しているでしょうか。

 

  • 意見を言える自分は凄い

 

意見を言わない人が多い中で、自分の意見を言えることに少なからず自信を持っています。

 

意見を言うことが大切だと思っています。それをどう言うか、どうな風に言うか、どんな存在が言うかなど理解してません

 

意見を言えることが凄いと思っていると、マイナス面が出ます。よって人を傷つけることにも繋がります。

 

マイナス面を抑えてプラス面が出るように、指導していく必要があります。

 

  • 正しさの理解
  • 感情の理解
  • 何を言うかより、誰が言うか

 

この3点を具体的に解説していきます

 

 

正しさは自分だけのわがまま

 

 

正しさについて理解をさせないといけません。意見を言う時に、どこに意識を置いて言ってるのか突き止める必要があります

 

例えば野球チームで考えましょう。

 

一人の選手が意見します⇒ 今自分は打率が下がっているのでバッティング練習を強化したい。

 

自分の課題を明確にして、それを練習に反映させたいと意見を言ってます。

 

もう一人が意見します⇒ チーム全体のスタミナが気になります。今は走り込みの練習をしたほうがいいと思います

 

自分の課題より、チーム全体の課題を捉えて意見をしています。

 

極端な例かもしれませんが、どこに意識を置いて意見を言ってたのでしょう?

 

  • 自分のために意見を言ってるのか
  • チームの為に意見を言ってるのか

 

ここが大きな違いです。自分の正しさを突き通すことは「ただのわがまま」です

 

自分が正しいと思っていることが、全体から見たら正しくないってことがあります

 

視野の広げ方を指導する必要があります。

 

  • 他の人にとってどうだろう?
  • チームにとってどうだろう?
  • 会社にとってどうだろう?
  • 業界にとってどうだろう?
  • 社会にとってどうだろう?

 

意見を言うことは素晴らしいです。

 

でもそれが自分だけのために意見を言ってるのであれば、指導しないといけません

 

さるたろ
その正しさって個人的なわがままじゃないの? みんなの為の意見なのか?

 

 

感情があり、それぞれ大切にしていることがある

 

人には感情があります。それぞれ大切にしているポイントが違います。

 

まずは自分の大切にしているポイントを客観的に知っておくことです。下記記事を参考にしてください。

 

自分の強みを診断してくれるツール。 登録時に職務経歴を入力しておくと企業からメールでオファーをもらえるので登録必須。

自分の市場価値、年収診断、職務適性、パーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど幅広い診断。

 

これを教えて上げないと、部下本人もつらくなるし、組織のバランスが崩れてくることに繋がります。

 

正しさを理解し、自分のためではなくチーム全体のために意見を言ったとします

 

 

 

自分のわがままではなく、チーム全体のことを思って、

 

左よりも、右に行った方が将来メリットがあるし、絶対にいいはずだ!!

 

意見を通し、左に行ってたものを右に向けたとします

 

 

するとこうなります。チーム全体を見た時は右に行く方が正解なのかもしれません

 

でも中には左に行くために一生懸命頑張っていた人もいて、そこに楽しさや遣り甲斐を見出していた人がいます

 

そこには個人の感情があり、チーム全体が良くなっても、その人達個人としては楽しさを奪われることになります。

 

良かれと思って意見をしたとしても、そこで頑張っている個人の感情を無視するとエライ事になります。

 

さるたろ
大切なのは、全体の正しさ以上に個人の感情があることを理解しないといけない

 

意見を言うのであれば、それを理解して、十分に配慮やフォローを視野に入れる。

 

正しさだけでは動かない何かがあるんですよね。

 

他の人が何かを変えた時、お前の大切にしていたものを捨てることになったらどう思う? ←理解させる

 

自分ではなく他人の感情の理解が凄く大切です

 

 

何を言うかではなく、誰が言うかが最も大切

 

 

これが一番重要かもしれません。はっきり意見を言えることは素晴らしいことです。

 

意見する内容を重視する人がいますが、もっと大切なことがあります。

 

その意見を誰が言ってるのかってところです【かなり重要】

 

さるたろ
これが抜ける人が多いです

 

例えばイチロー選手が、日々の習慣が大切だと言います。

 

ではその辺にいるスーツヨレヨレのおっさんが言います→日々の習慣が大切なんだ…と

 

 

まったく同じ内容を言っても、誰がそれを言ってるのかで、天と地の違いがあります。

 

イチロー選手みたいに、日々の習慣を大切にして実績を上げているから、その言葉に説得力があります。

 

さるたろ
意見を言う前に、その意見に負けない存在になる必要がある

 

存在が如何に大切かは、部下の本音を引き出す方法【テクニックは無意味です】にて詳しく解説してます

 

意見を言うのは大切ですけど、その意見に負ける存在が、それを放った時

 

チームメンバーはどう思うのか、それを教えてあげる必要があります。

 

だから頑張ること、自分を高める努力、その意見を言っても納得してもらえる人徳を身につけないと意味がない

 

以上の3つのポイントが凄く大切です。

 

正しさの理解、感情の理解、言う存在の理解です。

 

 

はっきり意見を言う部下:まとめ

 

はっきり意見を言えることは素晴らしいことなので、マイナス面に働かないように、指導していく必要がありますね。

 

意見を言わない人が多い中なので、せっかく意見を言ってるのに、マイナスになったら可哀そうです。

 

上司としてしっかり指導していくことで、その部下はチームの為に大きな存在になるはずです

 

意見を言ってくれる人って、すごく貴重な存在だと思いますので、大切に方向を間違えずに教えて育ててあげましょう!

 

まずは上下関係の適性がわかる診断ツールが無料なので一度やってみてください。

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