組織の活性化ノウハウ 組織運営の悩み

社内ルールはシンプルがいい【多いと弊害があります】

ぶうたろ

社内ルールを作っているんだけどさ、何かコツってあるのかな。

さるたろ
こういった悩みに答えようと思います。

本記事の内容

  • 社内ルールは少ないほうがいい
  • 社内ルールによる4つの弊害
  • 社内ルールを決める3つの鉄則

 

さるたろ
ではいってみましょう
ぶうたろ
宜しく頼む

 

 

社内ルールはシンプルがいい【多いと弊害があります】

社内ルールは、規律ある組織を作るために必要なものです。

 

ですが規律を高めすぎることで、自由に考えたり発想する場を奪ってしまうことになります。

 

結論:社内ルールは必要です。でも、出来るだけ少なくしていったほうがいい。無駄なものは捨てる!

 

社内ルールがないとぐちゃぐちゃになりますよね。だから絶対に必要です。

 

必要だけど極力少なくして、自由度を高める方向に切り替えていくことをおすすめしたいと思います。

 

 

社内ルールを理解するために規律と自由の関係を知ろう

さるたろ
規律と自由は真逆の力が働いています

 

規律と自由は正反対のエネルギーが働く

 

規律を強めていけば自由が失われます。自由を強めれば規律が失われて無法地帯になります。

 

ぶうたろ
ハチャメチャになるから、規律を正さねば

 

今現在、どちらかというと規律が強めだと思います。特に日本は規律を大切にしてきた素晴らしい国です。

 

規律正しく生活してきたからこそ、集団行動ができる人種だし、世界から称賛されるくらいマナーのよい国です

 

ただ規律を重んじた結果として、自由が奪われるという弊害が出ていることも事実です。

 

時代の流れで、言われた通りにやりなさいという時代から、どんどん自分たちで考え、より良いものを作りなさいという時代に変わってきてます。

 

規律を緩めないと、自由に考えたり、自由な発想をすることができなくなります。

 

 

社内ルールによる4つの弊害

 

ここでは社内ルールを増やすことで、どんな弊害が起きるのかを解説しています。

 

社内ルールによる弊害①自由に考え、発想できない

規律と自由の関係から

 

  • 規律が強い→思考と発想がしにくい
  • 規律が弱い→思考と発想がしやすい

 

規律が強くなると、それだけ社内ルールが増えていきます。

 

規律を強めていけば、自由がなくなり、社員が苦しむ

 

もうがんじがらめで、何を自由に考えたらいいのでしょうか…。

 

社内ルールは行動を制限するためにありますよね。行動を制限された人間は成長機会を失うので注意が必要です

 

 

社内ルールによる弊害➁覚えられないほど多い

単純な考えで申し訳ないのですが、

 

いい大人が集まっている会社で「○○してはならない」と決められてないと出来ないってこと自体おかしなことです。

 

規定を緩めると、ズルをする人間がいる。確かにそうですが社員を信用してないってことのほうが問題です

 

起きてもない社員の不正に怯えて、ルールを強化するのではなくて、

 

本来はお客様に価値を提供して、社会に貢献して、世の中を良くしていくことが企業の責任です

 

  • 水曜日は残業しちゃいけない
  • 残業する場合は、届出書を提供する
  • 日報は〇〇部長と、○○リーダーに必ず出す
  • オフィスでスマホを見てはいけない
  • シャツはボタンダウン
  • ネットを見てはいけない

 

こんなこと、決められないと出来ないことなのでしょうか。そもそも本当にこんな社内ルールが必要なのでしょうか。

 

どうでもいいことでも、ルールにしてしまう

※本当にカレーなど臭いのキツイ食べ物はダメってルールがあります

 

こんな感じで社内での決まり事が増えて、ストレスが増えています。下の記事で詳しく解説してます

 

関連記事社内コミュニケーションの勘違い【取ることが活性化ではない】

 

おさるこ
そんなルール必要ない。やめてまえーーー

 

カレーは我慢したらいいですが、コロナのリモートワークにより更にルールが増えました

 

在宅で本当に仕事しているのかチェックすべく、管理するツールを導入したり、毎日報告書を提出とか、ZOOMミーティングをするとか、増えまくっています

 

別に在宅で、犬と遊んでたっていいじゃないですか、

 

別に日報を出さなくてもいいじゃないですか…

 

オフィスでスマホ使ってもいいでしょ。

 

スマホではなく、タブレットならいい。みたいな会社もあるらしいです…。それ変ですよね

 

ネットだって見た方が効率的ですよね。

 

なぜそんなに縛らなければいけないのでしょうか。規律は大切です。でもみんな大人です。

 

そこまで多くの無駄なルールは必要ないと思います。

 

 

社内ルールによる弊害③ルールを守ることが仕事になる

 

これだけ多くの社内ルールがあると、その社内ルールを守ることが主な業務になります。

 

目的がお客様に価値の提供ではなくて、社内ルールを守ることが目的になります。

 

仕事はルールに従うことではなく、お客様のために、世の中のためにベストを尽くすこと

 

それを応援するような仕組みを会社が作らないといけません。

 

成果を出すことが本来の責任です。よって現在、終身雇用のメンバーシップ型からジョブ型雇用に切り替える企業も増えてきてます

 

関連記事終身雇用の終わりが現実になる?!【自分を多様化させるしかない】

 

会社の決まり事のほとんどが暗黙の了解みたいなもので、上司によってコロコロ変わるものです。

 

それに振り回される社員は大変です

 

社内ルールによる弊害④責任を取らない人間が増える

社内ルールが多くなると、社内ルールに逃げる人が出てきます。

 

僕はやりたいけど、会社や上司が許しません。

 

会社が厳しくて…どうもすみません。

 

こんな風に、自分で決めて、自分で責任をとることが極端に減ります

 

社内ルールの報連相の強化も社員をダメにして、責任を取らなくなります

 

関連記事間違った 報 連 相 とは?【部下がダメになる5つの理由】

 

 

 

社内ルールを決める、3つの鉄則

社内ルールをゼロにすることは出来ません。無法地帯になって収集付かなくなります。

 

コツはある程度の自由度があることなので、シンプルにしてゼロに近付けていくことです。

 

さるたろ
ここでは2つの鉄則を解説します

 

社内ルールを決める鉄則①「1」増やして「3」捨てる

社内のルールはほっておくと無限に増え続けます。

 

ルールが出来る背景や、倫理については、下の記事で詳しく解説してます

 

関連記事倫理観とは?←具体的に解説【知らないと本気でヤバい】

 

まずルールが出来るメカニズムですが、基本的にはぐちゃぐちゃになって、ルールができます

 

組織でぐちゃぐちゃになるから、対応するルールが生まれる

 

組織の中で、流れが上手くいかずぐちゃぐちゃになるから、それを正すためにルールができます。

 

一旦ルールで落ち着いても、新たに人が入れ替わったり、入ってくると組織が荒れます。

 

組織に新しい人が入ることで、また新たなルールができる

すると新しい人を入れた状態で新たなルールが設定されます。

 

そして落ち着いてきた所に、新たなIT技術が導入されたりして、流れが変わりぐちゃぐちゃになります

 

組織に新しい技術が導入されると、更に新しいルールが生まれる

 

新たな技術の導入により、また組織の場が荒れます。そして新たなルールが設けられます

 

また落ち着いたと思ったら、世間の流れによる、国の方針的なものが入り、また場が荒れます。

 

組織に世間の流れが入ってくると、ぐちゃぐちゃになり、更にルールが生まれる

 

そしてまた新たなルールが設定されます。こんな風に組織は一定ではなく変化の中で生きてます。

 

  • 人の入れ替わりで場が荒れます
  • 新しい技術の導入で場が荒れます
  • 世間の流れで国の方針が変わり場が荒れます

 

常にこのように環境なので、ほっておくだけでルールが増えていきます。

 

大昔より現代社会のほうがルールが多いのは一目瞭然ですよね。それだけ多様化した社会になったということ。

 

だから、1つルールを増やせば、古くなったルールを見直して3つくらい捨てる必要があるってことです

 

 

社内ルールを決める鉄則➁特例を作らない

基本的にルールを決めるのは上の人ですね。人間が作るものなので「自分に甘い」ルールになりがちです。

 

自分がやりやすいように、自分が運営しやすいようにルールを決めます。

 

さるたろ
そして特例が生まれます

 

社長や幹部クラスは守らなくても良いという謎のルールになります

 

偉いから守らなくていいのでしょうか。逆です一番守るべき人は、上層部です。

 

上層部がしっかりするから下がしっかりするのであって、上がなーなーなら、会社全体がなーなーになります。

 

社内ルールを決めるなら社内にいる全てが対象です。

 

職種、性別、役職で分ける時代は終わりました

 

 

社内ルールを決める鉄則③会社として大切にすることを明確に

会社のルールはビジョン達成のために作るものです。

 

会社としてなにを成し遂げたいのか、どこに向かっているのか、企業理念と向き合う必要があります。

 

企業理念に向かうために、経営方針ができます。経営方針をするために各種目標が立てられます

 

社員全員が向かっているものは、シンプルに理念ですよね。

 

理念を実現するために、何を大切にするのかシンプルにしていくこと。

 

その大切なものを守るために、社内ルールを決める。すごくシンプルする

 

上司のエゴのためにルールがあるわけではなく、会社の理念の実現のためにルールがあるってことです

 

 

 

まとめ:社内ルールはできるだけ少なくする

社内ルールは色んな弊害があります。作れば作るほどデメリットの部分が大きくなります。

 

シンプルにすることでメリットが拡大して、デメリットなんて小さいものです。

 

みんな大人です。だから信用して自由度を高くして、どんどん挑戦したほうが楽しいですよね

 

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さるたろ
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