最近の若手に、報連相ができない奴が多すぎる。社会人の基本は報告・連絡・相談だ。基本中の基本がなってない奴が多い。なぜ報連相ができないのか。原因があれば教えてくれ
本記事の内容
- 報連相ができない原因
- 報連相の本質の理解
報連相ができない原因【本気で必要だと思っていないから】
報連相は社会人にとって基本中の基本ですよね。その基本的なことができない社員が急増しています。
なぜ報連相ができないのか…その原因について解説していきます
報連相はビジネスの基本としてかなり有名です。
誰でも聞いたことがあるくらい有名で、すごく解りやすいですよね。
報告すること、連絡すること、相談すること、それらの頭文字をとって報連相です。
- なんでも報告すること
- 何かあれば連絡すること
- 都度、相談すること
報連相は、言葉遊びになると、これらをすることが正義だと思ってしまいます。
報連相をすることが正義で、しないのを悪だという流れができました
報連相って本当に必要?
そもそも報連相って本当に必要なことなんでしょうか?
なんでも報告しないといけないんでしょうか? 常に連絡を取り合って、相談をする必要があるんでしょうか?
自分達が思っている以上に、報連相をしている可能性があります。会議、報告書、日報、スケジュール管理、LINE、など。
報連相が過剰になっている場合もあるので、一度見直してもいいかと思います。
このあたりの過度なコミュニケーションについては下記記事で詳しく解説しています
関連記事社内コミュニケーションの勘違い【取ることが活性化ではない】
報連相の「報告」は一番の無駄。報告は不要というルールを決めました。報告は自動的に上がる仕組みがあるので、それを見ればある程度理解できる。報告を不要にしたことで、めっちゃ幸せになりました。
News PIcks モンスター部下にどう向き合うか? 圓窓代表 澤円氏のコメントより引用
報連相が言葉遊びになると、全てをやることが正義になる。
本当に必要があるのか再定義する必要ができきています。
報連相ができない原因は、窮屈にしているから
報連相が先走ってしまって、ビジネスの基本になっていますが、
そもそも報連相は、コミュニケーションの一部です。
コミュニケーションの範囲は凄く大きいです。報告、連絡、相談はコミュニケーションの一部を切り出したもの、
その一部の報連相が独り歩きしているので、報連相=大切だとなってしまいました
決まり事のように、報告して、連絡して、相談をすることが果たして良い事なのか…。
先ほども紹介したように、報連相の「報告」は無駄だと定義している会社もあります。
幸せな会社を調べにいくと「報告」を無くしてる会社が多い。
News PIcks モンスター部下にどう向き合うか? 慶応義塾大学教授 前野氏ののコメントより引用
報連相は、大きなコミュニケーションの一部を切り出したものです。
何度もいいますが、報連相が出来なくても雑談しているなら、それでもいいと思います。
報告、連絡、相談をすべて大切にしすぎていて、窮屈になり。報連相する側の部下は必要ないと思っている可能が高いです
部下が報連相を必要だと思ってない。するわけがない
報連相をしない人は大きく2つです
- 本当に鈍感で報連相ができない、忘れてる人
- 仕事ができて、報連相は無駄だと思っている人
簡単に、仕事ができない人。仕事ができる人は報連相をしてこないケースがあります。
仕事ができない人は、何を報連相すればいいかがわからない=必要性を感じてない
仕事ができる人は、上司に報連相しても前に進まないし、いいアドバイスもしてこないからそもそも無駄だと思っています
報連相ができない原因は必要性を感じないから→ではどうするか
報連相ができない部下を責めるのではなく、仕方がないことだと受け入れる必要があります
そもそも、報連相はコミュニケーションツールが少ない時の考え方です。
害になるケースについては、下記記事にて詳しく解説しています
関連記事間違った 報 連 相 とは?【部下がダメになる5つの理由】
何度も言いますが、コミュニケーションが大切なのであって報連相ではありません
仕事ができない人には「相談」を適応
仕事ができない人というと失礼かもしれないけど、敢えてできない人の話をします
仕事ができない人は視野が狭いので、仕事の全体像が見えていないことがほとんどです。
報連相をしたくないのではなく、何をしていいか解らないことが多いです。
仕事の全体像を理解させることも一つですが、報連相を崩してみることも一つです
報告、連絡は何かのコミュニケーションツールを見ればOKです。
仕事ができない人が何を必要としているかに焦点をあてる→こまっていることの相談ではないでしょうか?
仕事ができる人への、2つの対応策
仕事ができる人への報連相の対応は、2つあります
- 自由にさせる
- 上司の自分が圧倒的に成長する
仕事ができる人は、細かく報連相をしません。
それでも報連相を徹底するのは無駄でしかありません。
仕事ができる人には、何かに書けば自動的に報連相ができる仕組みを適応して、自由にしてあげたほうが会社にとってメリットがあります。
もう一つ、どうしても報連相をさせたいのであれば、上司のあなたに報連相がしたい思わせるしかないです
- 報告して、認めてもらいたい
- 連絡して安心させたい
- 相談していいアドバイスをもらいたい
仕事ができる人に報連相を徹底させるには、上のように感じてもらわないと、やりません。
よって上司として圧倒的に成長すれば、自然に部下は報連相しにきます。
一番の方法は、管理しないことです。
関連記事部下のスケジュール管理を楽にする方法【管理しないこと】
報連相ができない原因→まとめ
報連相はコミュニケーションの一部なので、全部やる必要はないんです。
大切なのは、上司と部下が仕事のことでコミュニケーションをとることです。
もっと柔軟に考えてみると、楽になります。
正直、部下を多い上司は報告を受けるだけで1日終わっちゃいます。
それはそれで、健全ではないですよね。